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あれから結局先輩の噂を耳にする事なく時は過ぎ、
昼休みにだけ会える�霤沈菁擇箸了�間を楽しんだ
日に日に増える先輩の写真
被写体として�霤沈菁擇倭農欧蕕靴�本人はそれに気づかない
�霤沈菁擇鮖�る私の写真がいつもとは違うのはそこに“美しさ”だけを写すのではないこと
悲しみも苦しみも、色のない世界観も全て、
私は写真として残していった
そんな私を先輩は拒まない
むしろ音楽室に歓迎してくれて、曲を作れば1番に私に聴かせてくれた
感想を聴くわけでもない、私の表情を見るだけでわかるのだという
素敵な昼休み
「…重岡？」
「先輩知ってるんですか？クラスメイトの男の子なんですけど、
たぶん私重岡くんがクラスで1番仲良い友達です」
「…いや、知らへんなぁ」
�霤沈菁擇暴轍�くんの話をすれば驚いたようにギターを弾く手を止めて、
少し泳いだ目に私は困惑した
それでもすぐに「楽しそうやなぁ」と呟いて、
何事もなかったように再びスクロールを始める
「先輩のお友達さんも素敵ですよね」
「あー、淳太やろ〜？
アイツしかほんまもう友達！って言える奴おらへんなぁ」
「ギターボーカルの人は？」
「バンドメンバー、友達というより仲間みたいな、
…ん？何て言うんやろ、わからへん〜」
�霤沈菁擇呂佞錣佞錣靴燭泙涵个辰討�
自分の言葉にわからなくなる、少しずつ見えてきたのは可愛らしい“アホ”な一面
それはいつもあっくんにもいじられると、本人は自覚済みな“アホ”ではあるけど、
意識してやっているわけではないからどうしようもないのだという
何度か委員会の仕事で音楽室へ行けなかった事がある
それでも先輩は何も言ってこないし、次に行った時には昨日来なかった事にも触れなかった
「Aちゃん、いらっしゃい」って、
床に座ったまま柔らかく笑う、ただそれだけ
「今度ね、さっき話した重岡くんと美術館に行くんです」
「へえ、その子もそういうの興味あるんやなぁ」
「ううん、この間一緒に帰ってたんです
その時に張り紙で見つけて、私がそれをすごい見てたみたいで、
行く？一緒に行こうや、って」
「素敵ですよね」と言えば「ほんまやな」って
�霤沈菁擇呂笋辰僂蟆燭盪廚錣覆�
私が男の子と二人で出かけようと、あっくん以外の人と帰ろうと仲良くなろうと、
先輩にはどうでもいい事なのだろう
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なあちゃむ(プロフ) - コメントの返信ありがとうございました！桜さんの作品は自分の頭の中で映画のように綺麗に想像することができるので本当に素晴らしいです。桜さんの作品、すべて読ませていただきました。どれも素敵で、読み直した作品もあります。これからも更新楽しみに待ってます。 (2016年8月10日 8時) (
レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - なあちゃむさん» 「また明日」っての方でもありがとうございます、とても嬉しいです、読んでくださる方の脳内で映像化されるような情景描写、美しく綺麗な世界になるように心掛けております、なのでお言葉とても嬉しく自信になります！書いてて良かったです、本当にありがとうございます (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 怜奈 桃ジャス民さん» 順調に進んでおられて良かったです、わかりました、応援していますね(^^) (2016年8月1日 10時) (レス) id: 3a95ea47e4 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - 読んでいてその風景を思い浮かべることができました。ストーリーも本当に素晴らしくて、占ツクを読んで泣いたのは春紫苑が初めてです。本当に素敵なお話でした。また読み返します。 (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃむ(プロフ) - コメント失礼致します。初めまして、友達がオススメしているのを聞いて、久しぶりに占ツクにログインして春紫苑を読みました。私が期待していたイメージを遥かに超えて本当に素敵な作品でした。情景描写の美しさ、メンバーのキャラクター、すべてがイメージとぴったりで (2016年7月26日 17時) (レス) id: 525c05de2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜
| 作成日時：2016年6月21日 1時
