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10. ページ10

「…お前…これ…」

ケントくんが言う。





ずっと悩んでた。僕なんかは、キラキラの表舞

台より裏方のほうがいいのではないかと。



「…この曲で最後にしようかな、って…」




.side ケント





え? 耳を疑う。 冗談じゃない。

ダメだ。抑えきれない。


今まで溜めてきた思いと

一気に熱いものが込み上げてくる。









「お前もかよっっ‼‼」








気づいたら、口走っていて。

頬には涙が伝っていた。





「行きたくないやつは ここに残れ。




…俺は1人だけになっても行く。」




そう言って俺は部屋を出た。

11.→←9.


Lucky*カップリング曲

UNSTOPPABLE


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作者名:青沙 | 作成日時:2019年5月7日 21時

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