#29 ページ29
Tn side
gr「いくぞー。」
グルさんがボールを床に打ち付ける。
跳ね上がったボールは、天井にぶつかって更にスピードを増す。
これでも、俺もチーノも元はバレー部だ。
反射神経は自信がある。
ただ、体の衰えの自覚はもちろんある。
それはチーノもだろう。
いくらゲームをしているとはいえ、動体視力も若者と比べれば低いだろう。
そんなおっさん1人ともう1人と猫だ。
猫のAが勝つに決まっているだろう。
ここはチーノと争うべきではない。
最優先で阻止することは、Aがボールを最初に取ること。そして、俺らが腹筋をする羽目になること。
故に、今チーノと争っても意味はないのだ。
これは個人戦じゃない。チーム戦だ。
tn「チーノ、そっち行った！」
cn「あいよ！」
ボールはチーノの方へと向かう。そのスピードは衰えることを知らない。
kn「怪我はすんなよー。」
sp「心あるアピールや。」
so「wwwwww」
ut「静かにしたれやおw前wらwww」
って言いながら大先生も笑ってもうてるやん。
なんて内心ツッコミを入れつつ、ボールに集中する。
大丈夫。ボールの落下地点になるであろう場所にチーノはいる。
俺らには、身長という武器がある。
床に落ちてしまえば、圧倒的にAが有利だが、空中にある時は俺らの方が有利ではあるのだ。
gr「お、初勝利…？」
そうグルさんが呟いた瞬間。
チーノのすぐそこでボールが消えた。
cn「あ、取れた。」
tn「よっしゃあああ！ナイスチーノ！」
kn「すげぇなチーノお前！」
cn「え、そんなに凄いん？」
ht「前回、多分50はやったけど全敗だったからね。」
os「充分というか、めちゃくちゃ凄いめう。」
ut「凄いな。感動。」
so「兄さんも居ればえかったのになー…」
sn「いやもうほんとに！」
em「俺絶対できんわ。」
sp「練習なら付き合いますよ。」
zm「ならショッピくんの練習は俺が付き合おうか？」
rb「めっちゃ嫌そうな顔すんの止めてあげようや、ショッピくん。」
gr「おぉ……おぉ〜…」
……兄さん、居らへんのか。
惜しい事したなぁ、あいつ。
チーノを皆で褒め称えたら、グルさんの声でまたダイエットが再開する。
これが3日間、合計2時間15分。
チーノは筋肉痛が悪化し、俺は3kgぐらいは痩せることができた。
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レプカ - ラム・ロックさん» 何度か募集を匂わせたことはあるんですけどね…なかなかコメントなくて。いつもリア友と会議ですよ…ww (2019年4月21日 15時) (
レス) id: 513eab46d9 (このIDを非表示/違反報告)
ラム・ロック(プロフ) - レプカさん» そういう時は募集してみては？ (2019年4月20日 22時) (レス) id: e6f141a09f (このIDを非表示/違反報告)
レプカ - ラム・ロックさん» ありがとうございます!!ギャグ頑張ります!(既にネタ切れ) (2019年4月20日 19時) (レス) id: 513eab46d9 (このIDを非表示/違反報告)
ラム・ロック(プロフ) - 初コメ失礼します！楽しく読ませていただいてます！次回のギャグ回楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年4月19日 21時) (レス) id: e6f141a09f (このIDを非表示/違反報告)
レプカ - ネコの大罪さん» wwwですねwww (2019年4月16日 22時) (レス) id: 513eab46d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプカ@陰キャ帝国女王 | 作成日時：2019年3月19日 18時
