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重厚な門をくぐり屯所に入ると黒い制服を着た人がたくさん居た…しかも皆さんしっかり刀を腰に携えてるし……本当にここ江戸時代なのかも。いや、でも宇宙船飛んでたのはなんだったんだろ……
「Aさん!大丈夫ですか?!」
『あっ……すみませんボーっとしてて……』
「検査もやって疲れましたよねぇ……Aさん!この部屋で適当にソファーにでも座って待っててください!」
『あっ、はい……わかりました!』
「って……沖田隊長ォオ!!なんであんたがソファー占領してんの?!?」
「zzz」
さっきまで私たちの後ろをゆーっくり歩いてると思ったらソファーで寝だす沖田さん
やだなー……起きたらまた豚豚言われるのかな…
なんて思っていると
「4番隊から攘夷志士発見との報告!至急現場に向かえ!」
「「うおおおおお!!!」」
「沖田隊長はどこだ!?!」「いないぞ!」
「桂小太郎の目撃情報もあり!現場にいそぐぞ!」「沖田隊長ぉおーー?!?」
「……なんでィ騒がしい奴らだな…」
というと伸びをしてまた寝ようとする
『お、沖田さん?あなたのことを皆さん探してるみたいですが……』
「ゥるせーぞーメス豚ぁ……そんなことより俺の枕にでもなりやがれ」
『はっ?!?何言って……』
寝てると思ったら立ち上がった沖田さんは私の手を引っ張るとソファーに座らせて……
『なっ……なにやってるんですか!!』
膝の上に沖田さんの頭……
そうつまり膝枕。
「思った通りでさァ!あんた肉付き良いから俺専用の最高の枕になれまさァ」
そういうと太ももをつつく沖田さん
もう本当に限界!
この人デリカシーなさすぎる!
『沖田さん!もぉっ!本当に!やめてもらえます?!?!』
ドタドタドタ……バンッッ!!
「総悟ぉぉォオオ!!!!てンめー!なにサボってやがる!!!」
いきなり襖が開いたと思ったら……
タバコを口にくわえた目付きの悪い…えっ、瞳孔開いてない?!こ、こわい……
その男の人が仁王立ちで沖田さんを睨み付ける……
「チッ……なんですかー土方さーん人の癒しの時間邪魔するたァ…馬に踏まれて死ね。」
「ハァア!?!おめーはアホかァ!!癒しの時間じゃねーだろ!サボりの時間だろーがよ!いいから早く行きやがれッ!切腹させるぞゴルァ!」
そういうと刀をシュッと出し沖田さんに突き付けた男の人……その瞬間に部屋から逃げた沖田さん
「待ちやがれッ!コルァ!総悟ォオ!」
ドタドタドタ……
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年5月14日 22時