ACT168.再会〜雪村豹牙〜 ページ24
そのとき、誰かの声が聞こえた。
？「探しましたよ、吹雪コーチ。」
咲凛は背中に嫌な汗が流れた。
咲凛「(この感じ・・・まさか・・・！？。)」
咲凛は恐る恐る振り返った、そこには一人の少年がいた。
吹雪「・・・白咲。」
咲凛「・・・吹雪さん、この人ってまさか。」
吹雪「・・・フィフスセクターから送られて来たシードだ。」
咲凛は目を見開きやっぱりと呟いた。
吹雪「何の用だ。」
白咲「挨拶に来たんですよ、大切な試合前に。」
白咲は指をパチンと鳴らした、奥から誰かが来る。それは二人がよく知る人物だった。
咲凛はそんな・・・！！とショックを受ける。
白咲「我が白恋中のエース、雪村豹牙です。彼は俺達シードも認める選手ですよ。」
吹雪「まさか君もフィフスセクターに・・・。」
雪村「触るな。」
雪村の肩に触れようとした吹雪を雪村は振り払った。
雪村「あんたは白恋中を裏切り俺を裏切った。」
咲凛「裏切った・・・？、吹雪さんが・・・？。」
吹雪「違う雪村、僕は君を。」
雪村「馴れ馴れしく呼ぶな。」
咲凛は今の雪村を見て愕然とした、あんなに吹雪先輩と慕っていた彼があんなに冷たく変わっていたのだ。
咲凛「豹牙君・・・どうして。」
雪村「久しぶりだな、咲凛。」
雪村は咲凛の元へ歩み寄る。
雪村「・・・あの日と比べると咲凛、お前弱くなってる。」
えっと咲凛は驚く。
雪村「雷門がそうさせてるのか？。」
咲凛「違う、雷門は関係ない・・・！！。」
雪村「・・・だといいけどな。なぁ咲凛、次の試合俺らが勝ったらお前を白恋に連れてく。」
二人はえっ！？と驚く。
白咲「何を驚く必要がある？、彼女ももし雷門へ行かず北海道にいたら白恋にいた身、何もおかしいことはない。」
雪村「お前の力を弱くさせてる奴等なんか俺が蹴散らしてやる。だから咲凛、俺と一緒に・・・。」
吹雪は咄嗟に咲凛を抱き寄せ雪村から距離を取った、雪村は舌打ちする。
雪村「咲凛、約束だからな。」
雪村はそう言うと白咲と一緒に去った。
咲凛はそのまま崩れ落ちた。
咲凛「豹牙君・・・どうして・・・！！。」
顔を覆い泣く咲凛に吹雪は背中を優しく撫でた。
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春空 - あおいさん» ありがとうございます！！。そう言っていただいて嬉しいです！！。 (2021年11月14日 13時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最初から最新話まで読ませていただきました！とても面白くてこの先どういうお話になっていくのかとても気になります！これからも更新頑張ってください！ (2021年11月13日 22時) (レス) @page40 id: fde09eb5f8 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - すみません (2021年11月6日 8時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - アサリさん» 更新停止をするなんて一言も言ってませんが；；。 (2021年11月6日 8時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 無理はしなくていいですけど更新停止はしないでください (2021年11月5日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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