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ふたつ部屋を飛ばして翔太の部屋に入る。
青に赤いリボンで飾った袋をベッドボードに置く。
フードを被って幼く眠る翔太。
本当に歳上？って疑いたくなるくらい、バブい。
俺が店に行くと絶対近くで仕事してるの、最近やっと知った。
「いつも心配してくれてありがとう。Merry Christmas」
瞼にキスをして、次の佐久間の部屋に向かった。
桃色の袋を嫁たちが並んでいる棚とは別の棚に置く。
多分、朝起きてすぐには気が付かないんだろうけど、
寝起きの佐久間は目が空いてないまま部屋を出るから絶対ベッドの近くには置かない。
「いつも元気にしてくれてありがとう。Merry Christmas」
整った顔をスルッと撫でて、ふわふわの髪にキスをする。
ふっかの部屋に入ると、山のように並ぶぬいぐるみのひとつに紫の袋を握らせた。
これは、気づくかな？
ふっかだから大丈夫、と勝手に決める。
三枚目には到底思えない寝顔を覗き込むと、不思議とホッとする。
「話聞いてくれてありがとう。Merry Christmas」
手の甲にキスをして、部屋を後にする。
舘さんの部屋に入ると、机の上に赤に青のリボンをかけたものを置く。
「いつもごちそうさまです。Merry Christmas」
頬にキスをして起こさないようにベッドに潜り込んだ。
はずだったんだけど。
ギュッと強く抱き締められて顔を上げると、嬉しそうに微笑む舘さん。
「……起きてたの？」
「聖なる夜だからね。待ってた。
みんなの部屋にも行ったの？」
「うん。プレゼント置いてきたよ。
今日はあべちゃんサンタだから」
楽しかったなぁ、なんて思っていると、舘さんの唇に口を塞がれた。
「サンタさんにお礼のプレゼントあげないとね。
何が欲しい？」
雄の顔をした涼太は意地悪だ。
でも、今日は聖なる夜だから。
「涼太が欲しい、なぁ？」
「ふっ、最高」
するりと服の中に滑り込ませられた暖かい手から与えられる刺激と涼太だけに意識を持っていかれたら、最高の夜のハジマリ。
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えぇ、そうです。
大遅刻ですよ。
さーせんしたっっ！！！
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名岡颯貴(プロフ) - べーやさん» リクエストありがとうございます！そして、応援ありがとうございます！事件について、そろそろ書きどきですかね。承知しました！ (2021年1月14日 22時) (
レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
べーや(プロフ) - はじめまして！緑受けが大好きで、本当に楽しく見させていただいてます！リクエストなのですが、SECONDの、想いの果てにというタイトルのところで、阿部ちゃんが1人で寝れない、というのがあったと思うのですが、その事件について1話作って欲しいです！応援してます！ (2021年1月14日 22時) (レス) id: e9d252fca2 (このIDを非表示/違反報告)
名岡颯貴(プロフ) - tさん» リクエストありがとうございます！のえあべからのいわなべ彼氏組ですね！了解です！胸きゅんしていただけているのですか！！その言葉、とても嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張れます！！ (2021年1月8日 17時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
t(プロフ) - 可愛いあべちゃんをありがとうございます。心臓が足りないぐらい胸きゅんしてます！ありがとうございます。のえるくんとあべちゃんの高校生時代でいわなべ彼氏組が嫉妬する場面がみたいです。よろしくお願いします。 (2021年1月7日 3時) (レス) id: 438dd56c27 (このIDを非表示/違反報告)
名岡颯貴(プロフ) - おそらつぅさん» リクエストありがとうございます！文化祭編書きたかったんですよね。リクエスト頂けると書きやすいのでめちゃくちゃに嬉しいです！ハロウィンのリクエストもありがとうございました！ (2020年12月25日 21時) (レス) id: 9fd7fb69f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名岡颯貴
| 作成日時：2020年11月28日 19時
