微笑み一つ咲かせましょう(JW赤×緑)

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赤side


赤｢なに？
あいつお気に入り？｣


寝て、起きたら、ヘッドホンを少しだけずらして、
パソコンに向き合う背中に声をかける。


黄｢神山？
いや、普通に、この前俺がやらかしたから、
謝ろうと思って｣


あいつと2日も会うなんか。


黄｢てか、しげが顔覚えてるん珍しいな｣


こっちを振り返らんと、
そのまま応えるこいつ。


赤｢別に｣


黄｢神山のこと、気に入った？｣


かと思ったら、
こっちを見て、ニヤリとムカつく唇を歪める。


赤｢んなわけ｣


黄｢そっか｣


赤｢何しけた顔しとんねん｣


黄｢しげが人に興味持ったんかなって、
ちょっと期待しただけ｣


赤｢ないわ、一生｣


黄｢俺には興味あるやろ？｣


赤｢全く無さすぎて草｣


黄｢生やすな｣


どうしても、1人になりたくなくて。


赤｢なあ、今日、そっち行っていい？｣


黄｢、あー、ええよ｣


間が空いた。


赤｢やっぱええわ｣


黄｢なんでやねん。
ええよ、大丈夫。
最近忙しくて片付けられてなくて、
ちょっと汚いんよ。
しげの布団も、クリーニングに取りに行かなあかんから、
一緒に来てや｣


赤｢ん｣

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