好かれる猫、嫌われるクズ ページ40
おそ「なんでだよー！」
空が暗くなった時刻、酔っ払ったおそ松はチビ太のおでん屋で嫉妬感を出していた。
それは他の兄弟を見に行ったが全員がミューモン達と一緒に仲良くしている事だった。
チョロ松はレトリーとカフェに、ショッピングモールで一松はチュチュに『チュチュ流スーパーオシャレコーディネート』でおしゃれな指導。
十四松はモアを投げて野球の海外旅行をしていたり、トド松はBRRのバンドだとつい最近発覚したクリティクリスタメンバー達と商店街観光。
対して自分だけが1人だという現実。
それをおでん屋で叫んでいたのだ。
おそ「どうしてあいつらが仲良くしてんだよ！
なんで俺だけが独りぼっちなんたよ！」
チビ太「そりゃお前が悪いって、年下のかわいこちゃんから金をパクるなんて俺だったらありえねーぜバーロー。」
おそ「俺はただ一緒に競馬に行きたかっただけだ！なのにギャンブルはダメだ、お金がなくなっちゃうにゃだのぶーすか言いやがって！」
チビ太「オイラはシアンちゃんの言う事が正しいと思うぜバーロー。
いいのか？せっかくお近づきになれたあんなかわいこちゃん達が心配してんぞ。
今日はこの辺にして帰りな。」
ふてくされてるおそ松はチビ太のおでん屋から出てとぼとぼと千鳥足で家に帰らずに、パチンコに行く。
だが、
おそ「(あ、そういえばお金一円もねーんだった。)」
おそ松は金がない事に気付きパチンコを諦め、家に帰る事にしたおそ松。
おそ「(でもチビ太の言う通りだよな、あんなに純粋で素直で可愛い娘達なんて似合いやしないよな。それに俺たちに仕事場をくれるように一生懸命に頼んでいたんたよな。
それなのにあんな事をしちまうまんてよ。
情けねえや。)」
おそ松は暗い我が家への道を歩いているとそこから少女の声が聞こえてくる。
？？？「おそ松さーん！おそ松さーん！」
彼は声の主を知っている。
異世界からこちらに飛ばされてやってきた素直でとっても優しいあの娘。
おそ「シアン！？」
猫耳と尻尾を出したまんまのシアンが走ってきてそのまま彼に抱きついた。
おそ「！？…」
おそ松は抱きついてきたシアンの可愛さに対して少し顔を赤らめてしまう。
おそ「な、なんだよシアン？！」
シアン「おそ松さん、あたしずっとおそ松さんの事探していたにゃ！
みんなで就職パーティーの準備を終えたって帰らないから心配したにゃ！」
シアンはその澄んだ青い瞳でおそ松を見つめる。
続く
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マスク - この話は六つ子とプラスマジカが出会い大変な日常になっちゃう話です。 (2017年11月9日 13時) (
レス) id: 931feea682 (このIDを非表示/違反報告)
jow - シュウ☆ゾーやられたw (2017年8月16日 22時) (レス) id: 5618d35510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マスク | 作者ホームページ：http://SHOWbyrock
作成日時：2016年9月1日 7時
