参 ページ6
夢主視点
伏「これだ。持ってるだろ」
『あ、恵じゃん。久しぶりー!』
伏「!柚燈さん…空気読んで下さいよ」
『それは悪かったって…!
でも空気は読むものじゃなくて吸うものだよ?』
伏「はぁ〜〜〜〜〜〜…」
何か最近恵が建人に似てきた気がする…
虎「えっとー、誰…?」
あ、忘れてた←
『柚燈志月って言うんだー。宜しくね!』
虎「俺、虎杖悠仁!宜しく!」
うん、元気!
『で、特級呪物の残穢だよ、恵。君が追いかけてきたのは』
伏「は?何言ってるんスか…?」
『ま、悠仁、これ、持ってる?』
宿儺の指の写真を見せる。
虎「んー?あーはいはい拾ったわ。
俺は別にいいんだけどさ先輩らが気に入ってんだよね。
理由くらい説明してくんないと」
いや、あれを気に入るってどういう神経してるの?
『日本国内での怪死者・行方不明者は年平均10000人を超える。
そのほとんどが人間から流れ出た負の感情
"呪い"による被害なの。』
虎「呪いぃ?」
伏「お前が信じるかどうかなんてどうでもいいんだよ。続けるぞ。
特に学校や病院のような大勢の思い出に残る場所には呪いが吹き溜まりやすい。
辛酸・後悔・恥辱、人間の記憶を反芻する度
その感情の受け皿となるからな」
『だから学校には大抵"魔除け"の呪物が置いてあったの。
君の拾った物もソレだよ』
虎「魔除け?ならいいじゃん。何が危険なの」
『魔除けと言えば聞こえはいいけど、
より邪悪な呪物を置いておくことで他の呪いを寄せ付けない。
毒で毒を制する悪習なの。
現に長い年月が経って封印が緩み呪いが転じた。
今の呪いを呼び寄せ肥えさせる餌。
その中でも君の高校に置かれていたのは特急に分類される危険度の高いもの。
人死にが出ないうちにどこにあるか教えて。
あとその箱もくれる?』
虎「ほらっ」
特級呪物が入って"いた"箱を投げる。
そして、中身は空ということを確認する。
伏「中身は!?」
虎「だァから先輩が持ってるって!!」
伏「ソイツの家は!?」
虎「知らねえよ、確か泉区の方…
………」
伏「なんだ?」
虎「そういや今日の夜学校でアレのお札剥がすって言ってたな。
え…もしかしてヤバイ?」
『ヤバイなんてものじゃない。その子、死.ぬよ』
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七星 麗華(ななぼし れいか)(プロフ) - マリオット@みるくおれ。さん» ありがとうございます〜!その言葉でモチベーション上がります! (2023年4月1日 11時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
マリオット@みるくおれ。(プロフ) - 面白い!!神作だ!!文才すぎょい!! (2023年4月1日 11時) (レス) @page14 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 界さん» ありがと〜 (2023年3月29日 17時) (レス) id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
界 - おもろい (2023年3月29日 17時) (レス) @page13 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - バスケ女さん» ありがとうございます!分かりました!その小説、見てみます!! (2023年3月29日 14時) (レス) @page13 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七星 麗華(ななぼし れいか) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/JUJUTUOSI/
作成日時:2023年3月18日 15時