ボイス ページ4
【一人称/二人称】わたくし/貴方
【呼称の傾向】
年齢関係なく誰に対してもさん付け。教師なども例外ではない。それもこれも両親のしつけの賜物である。
【サンプルボイス】
「はじめまして。わたくしはルリと申します。どうぞ、以後お見知り置きを…」
「Aさんと言うのですね。良いお名前です、ご両親の愛が篭っていますわね…」
喜「あら、こちらのポケモンさんは初めて見ますわ。ヌメルゴンと言いますのね…うふふ、うちの子みたいにとっても元気な子ですこと。良いことですわね」
「わたくしが、綺麗？…初めて言われました。ですけれど、貴方の方がずっと綺麗。…いいえ、否定なんてしなくても良いのです。本当のことですもの」
怒「言っておきますけれど、わたくしだって人の子…心くらい持ち合わせております。貴方がたの様な幼子に乱暴をする不埒な輩を見過ごす訳には行きませんのよ」
「どうして貴方は人の気持ちを考えられないのですか？どうしてポケモンたちの気持ちを汲み取れないのですか？わたくしは非常に憤慨しているのですよ、貴方のその堕落した思考に」
哀「もう、本当、全部忘れたいくらいですわね…貴方には申し訳ないことをしてしまいました。触れられたくないからと言って、あんな態度をとってしまうなど…」
「嫌だわ、わたくしったら。お母様の声も、お父様の顔も、一族からの重圧も…何もかも忘れていたはずですのに。どうして、ああ、ああ………」
楽「ごきげんよう、Aさん。実は昨日、おじい様からお紅茶を頂きましたの。先程クッキーを購入してきましたし、よろしければご一緒にお茶会でもしませんこと？」
「ふふ、今日は新しいお洋服を買ってきましたの。ええ、Aさんとです…え？ああ、お食事だとかもしてきましたから。長く空けていたのはごめんなさいね」
「わたくしがポケモンたちにお名前をつけない理由、ですか…。そうですわね、あえて言うならば、お名前を与えるということはその子たちを縛り付けるということでしょう。あの子たちには、わたくしのように不自由な一生を送らせたくはありませんもの。自由に生きてほしいというのが正直なところですわ」
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作者名：竜胆 | 作成日時：2020年9月14日 22時
