15ｍ third 〈YG〉

121ｍ ページ21

何日経っただろう。





相変わらずナヨンの家にお世話になりながら、次の家を探して大学行って...






テレビを付ければ嫌でも出ている愛しの彼。





憎くて。




恨ましくて。









愛してる。







こんな感情、整理できるわけなく毎日困惑してナヨンに心配かけてしまう。







"なんで約束破ったの？"





"これで最後だからな。って前までずっと会ってたの？"





"私のことはもう嫌い？"





こんな事が頭の中で毎日無限ループしている。





毎日かかってくる非通知。





可愛そうだからと着拒にしてこなかったが、踏ん切りがやっとつき、今さっき着拒にしてしまった。





枯らしたはずの涙がまた溢れてきそうなのに嫌気がさし、涙を零さないよう気分転換に散歩に出かけた。









YG「...A？







おいっ！Aっ！Aっ！」









あぁ。出掛けないで大人しく家で泣いてればよかった。

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