113ｍ ページ13
YG「ここ」
少し嬉しそうに私のことを呼んだ。
体育館の目と鼻の先にあるバスケ部室の左隣にはテニス部、右隣にはサッカー部
先生から鍵をもらったのかすんなりと入れた。
誇りと汗の匂いで少しツンとする空気。
狭い部室に歴代のバスケ部員の置いていった思い出のものが、ぎゅうぎゅうに押しあっている。
YG「はぁぁぁぁ！懐かしい！」
今までに見たことのないくらい目を輝かせてものを物色するユンギ。
YG「あ、これ、、、」
手に取ったひとつのリストバンド
「なにそれ？」
YG「あー、いや。なんでもねぇ、、、」
歯切れ悪く答えポケットに入れた。
「それユンギのやつなの？」
YG「ん？あぁ。当時ずっと探してたやつ」
これ以上聞いてはいけないと思い、それっきり聞くのはやめた。
ベンチに座り先生から貰ったタイムカプセルを開けた。
中には当時のバスケノートやゲームなどガラクタも入っていたが一つ目に付いたものがあった。
ペアであっただろう指輪。
ズキリと心がナイフで刺された気分。
ユンギがとっさに隠したリストバンドと指輪。
何も言わなくてもわかる。
ねえ、元カノでしょ？
何も言わないのは優しさ？
それともうしろめたさ？
私毎日不安だよ。
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あっぷる - 知らない内に涙が出てました！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月20日 19時) (
レス) id: 60b9dd190d (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - #ユンミユさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - ゆんぎゆんぎさん» ありがとうございます。新しいユンギの作品を準備しておりますので、また見に来ていただけたら嬉しいです。 (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - すももさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - この物語すごく大好きです！！ (2018年9月30日 0時) (レス) id: df552f84fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう | 作成日時：2018年6月7日 21時
