ここは？ ページ12
「…んぅ、あったかい」
珍しく自分の毛布が暖かい…
いつもはこんなに暖かくならないのに
「あれ…？」
私、抱き枕なんて持ってなかったよね
なんて目を開けて確認すると…
「やっと起きたか」
勝己と至近距離で目が合った
私は声にならない叫び声が響き渡った。
その後は普通にご飯を食べて着替えてまた出掛ける準備をしていた。
「今日はどこに行くの？」
「行けばわかる」
「あ、はい」
聞いても詳しくは教えてくれない。
まぁ、それはいいんだけど…
(心做しか勝己が楽しそうに見える)
そう考えると…戦闘関係か竜関係なのかな
色々1人でブツブツと言っていたら目の前が真っ暗になってしまった。
「ちょ、え…」
「ちゃんと掴まってねぇと死ぬぞ」
「なんd、うぁっ！！」
体に強い風が当たる。
これは勝己が個性でまた飛んでいるのか
周りが見えないせいで怖さが倍増する。
「は、離さないでよ…」
「じゃあ、ちゃんと掴まれ」
勝己の背中におぶさる感じで首に手を回している
これ以上どう頑張れと！？
「ひ、ひゃぁぁぁぁぁぁ！！」
顔になにか飛んできた！
馬鹿にみたいに1人で大騒ぎしている私です。
__________________________________________
「長かった…」
何分飛んでたか知らないけど異常な程に長く感じた
しかも さっき顔に当たった物体は何だったのか分からずに終わって不安が募るばかりだ。
「あ、バクゴー！」
「ホントだ！」
岩場から顔を覗かせて勝己に手を振る同い歳くらいの男女
「うるせぇ」
そんな人達にもいつもみたいに口悪く対応する
観察してても結局ここが何をする場所なのか不明だ
「おい爆豪！この子誰だよ！！」
「ひっ、」
金髪の男子が私に目を向けて勝己に話し掛けた
驚きとちょっとした恐怖で勝己の背に隠れる
「うわぁー、上鳴が知らない女の子虐めてる！」
「上鳴ちゃん最低ね」
「ちげぇよ！！」
更に人が集まってくる
私は呟くように勝己に話し掛けた。
「めっちゃ人いるんだけど ここなに？」
「簡単に言ったら訓練場」
「訓練？」
「個性を伸ばしてヒーローになる為の事を…」
話途中で勝己が止まった
「何見てるの？」
聞いても答えない…だから勝己の向いてる方を見る
視線の先には髪が紅白に分かれている男の子
見た感じ…身分が高いと思われる。
「あ、轟！久しぶりだな！」
「おう」
名前を聞いて私は血の気が引いた。
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猫太(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます！出来るだけ早く更新できるように頑張ります！ (2017年12月28日 11時) (
レス) id: 89a089bb8f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 更新楽しみに待ってます(*^_^*) (2017年12月26日 22時) (レス) id: 04cf0d7a4d (このIDを非表示/違反報告)
猫太(プロフ) - りんご飴さん» ありがとうございます！お楽しみ頂けるように頑張ります！ (2017年12月24日 16時) (レス) id: 89a089bb8f (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴 - 凄いです！ＥDのやつですね！続き楽しみに待ってます！ (2017年12月24日 15時) (レス) id: 65eac10195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫太 | 作成日時：2017年12月21日 13時
