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流｢逃げるって…｣
大｢逃げてるやろ、知ってるんやからな｣
流｢なにを…｣
大｢あの騒動の後…淳太くん家に行ったやろ｣
な…っ、なんで、知ってるん…？！
そう…、一度だけ淳太くん家まで行ってみた。
どうしてもその後のことが気になって
こっそり姿だけでも見られたらええなって、それで淳太くんが幸せそうやったら
淳太くんのことを忘れようと思って……。
だけど姿は見ることは出来なかった。
大｢あの時…俺も淳ちゃん家に行ったから｣
流｢…、｣
濱｢……。｣
まさか大倉さんに見られてたとは…。
なんか恥ずかしいというか、未練タラタラなのバレたってことやもんなぁ……、
大｢…で、まだ流星は淳ちゃんのこと好きなんよな？｣
流｢……っ｣
濱｢どうなん？｣
流｢……でも、俺っ、｣
大｢素直にならな後悔するで｣
それって、どういう……────、
大｢…今、淳ちゃんがどこにおるか知ってる？｣
濱｢Σ大倉さんっ！！｣
流｢えっ…｣
どこって…普通に家で古書店やってるんちゃうの？
チュンとリュウもおるからどこか行くことってないって勝手に思ってたんやけど…、
もしかして、引っ越した…？！
いやいや、叔父さんから受け継いだ家やって言うてたから容易くそんなことする人やないと思うし
流｢ど、どこに…？｣
大｢知りたいのなら、俺の質問にちゃんと答えてや
まだ淳ちゃんのこと好きなんやろ？？｣
流｢……すき、
自分から別れを告げたのに淳太くんのことが気になって気になってしゃあないくらい
淳太くんのことが好きや｣
初めて口にした。
朝起きても、淳太くんの家のある方を見てまうし
通学中でも無意識に探してもうてるし、授業中もご飯食べてる時も今何してるんやろ……って
この気持ちは分かってたけど、晒そうと思って口にはしてこなかった。
流｢でもっ、俺から別れを告げた時、受け入れてくれたってことは……｣
淳太くんも大丈夫やって親身になってくれたけど、どこかで俺のこと嫌やったのかもしれへんやん。
もしそうなら、もう淳太くんのことを想ってたらアカンやろ…。
大｢今、淳ちゃんは病院にいる｣
流｢…びょういん？｣
大｢入院してるんよ、流星くんの騒動があった時期から｣
濱｢ちょっ！｣
えっ、病院…！！？
でも、あの騒動の時…電話してくれたよな？
じゃあ、あの電話は病院からしてくれてた…ってことなん！？
流｢…うそ｣
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麻綾(プロフ) - たこさんさん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですがパスワードの方はTwitterでフォローして下さった方に教えておりますので、Twitterをフォロリクしていただけると幸いです。 (2022年5月1日 10時) (
レス) id: cf2ae02a3a (このIDを非表示/違反報告)
たこさん(プロフ) - 突然すみません！この小説大好きです！8の方がロックがかかって来てよければパスワード教えていただきたいです！ (2022年4月27日 12時) (レス) id: ccd2baee5d (このIDを非表示/違反報告)
こみぃ(プロフ) - 麻綾さん» Twitterに行きます(^^) (2019年8月19日 22時) (レス) id: 92f006fa65 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - こみぃさん» コメントありがとうございます！本当ですか？！嬉しいです(TT)始めたばかりなのでよわよわですがよろしくお願いします！どうやって教えればよろしいでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 菜月さん» ご丁寧に教えていただきありがとうございました(^ ^)二人の箱庭は基本的にWESTくんたちの性格を知らなくても読めるくらい性格崩壊してますので大丈夫かと思います(^-^;なので名前と見た目は彼らで想像しながら読んでいただければ幸いです。 (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2019年3月24日 18時
