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大｢…落ち着いた？｣
淳｢うっ、うん…ありがと｣
飲めたらでええから、と忠くんは水を差し出してくれた。僕はまだ気持ち悪いけど、少しだけ口にして横になる
淳｢なんで、忠くん…僕のこと、｣
大｢大倉家、舐めへんといてや｣
淳｢…？！｣
大｢最近、カフェ覗いても淳ちゃん見いへんし様子が変やって思って、調べさせてもらってん。
そしたら、病院に居るっていうから飛んできたら
……苦しんでる淳ちゃんがいて
ホンマ来て正解やったわ。｣
淳｢忠くん…｣
大倉家…恐るべし！
何でも知ってるのはちょっと怖いけど、ホンマに忠くんの言う通り、来てくれて良かったと心から思う。
淳｢…僕の、病気のことも？｣
大｢……知ってる。｣
そっか…ってことは、余命も知ってるのかもな。
僕的には周りの人に迷惑掛けず、知らない間に逝きたいなとか思ってたんだけど……。
やっぱり忠くんには敵わないや。
大｢……なんで、淳ちゃんやったんやろな？
遺伝での確率ってめっちゃ低いのに…。
俺、神様って意地悪やねんなって思ってもうた｣
淳｢…｣
大｢淳ちゃんは幸せにならなアカン人やって思ってる
今まであんなに苦労してきたんやもん。
なのに……っ｣
忠くんは握り拳を自らの太ももへ振りかざして怒っていた。でも怒ったって、これはどうにもならないことなのにそれでも彼は怒ってくれる。
忠くん、優しいな……
淳｢忠くん…ありがとう。
でも今、少しでも長生き出来るように…、治療、頑張ってるから…苦しい時もあるけど、今は応援して欲しいかな｣
大｢淳ちゃん…そうやな、応援してるわ！
淳ちゃんならきっと大丈夫、流星くんも居るしな｣
忠くん…そこまでは知らなかったか。
淳｢忠くんに謝らなきゃいけないことがある…｣
大｢なに…？｣
淳｢流星くんと、別れたんだ…｣
あんなに僕のことを想ってくれたのに
僕が流星くんのことが好きだと伝えたら身を引いてくれた優しい忠くん…なのに僕は、
大｢えっ…なんで？！
二人とも俺の入る隙間もないくらい両想いやったやん…それやから俺、淳ちゃんのこと諦めたんに…｣
淳｢…ごめん｣
大｢…じゃあ、淳ちゃんは今…フリー？｣
淳｢えっ…｣
大｢俺が淳ちゃんのこと好きになってもええんやな？｣
……へっ、えっ、Σえぇっ？！
ちょっと待って、忠くんはまだ僕のことが好きだってこと…？？
まさかの展開過ぎて頭が追いつかないよ！！
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麻綾(プロフ) - たこさんさん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですがパスワードの方はTwitterでフォローして下さった方に教えておりますので、Twitterをフォロリクしていただけると幸いです。 (2022年5月1日 10時) (
レス) id: cf2ae02a3a (このIDを非表示/違反報告)
たこさん(プロフ) - 突然すみません！この小説大好きです！8の方がロックがかかって来てよければパスワード教えていただきたいです！ (2022年4月27日 12時) (レス) id: ccd2baee5d (このIDを非表示/違反報告)
こみぃ(プロフ) - 麻綾さん» Twitterに行きます(^^) (2019年8月19日 22時) (レス) id: 92f006fa65 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - こみぃさん» コメントありがとうございます！本当ですか？！嬉しいです(TT)始めたばかりなのでよわよわですがよろしくお願いします！どうやって教えればよろしいでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 菜月さん» ご丁寧に教えていただきありがとうございました(^ ^)二人の箱庭は基本的にWESTくんたちの性格を知らなくても読めるくらい性格崩壊してますので大丈夫かと思います(^-^;なので名前と見た目は彼らで想像しながら読んでいただければ幸いです。 (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2019年3月24日 18時
