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望｢…もしもし、｣
淳｢のんちゃん…、｣
望｢…っ｣
淳太の声は落ち込んでるような暗いトーンで
少し震えているようにも聞こえた。
好きな人から一方的に終わりにしようって言われたんやもん、そうなるよな……。
望｢淳太っ、だ…｣
淳｢のんちゃん…？｣
思わず 大丈夫？ と言いそうになった。
大丈夫な訳ないのに…人の気持ちも知らんと軽々しく大丈夫やなんて聞いたらアカンやん…！
望｢…ううん、電話やなんてどないしたん？｣
淳｢……あのっ、流星くんのこと、教えてくれてありがとう｣
望｢いや、｣
淳｢それで、のんちゃんに聞きたいことがあるんやけど…｣
・
それを聞いた時、俺は正気か？と疑った。
あの人見知りで、濱ちゃんや流星の後ろにいるイメージのあの淳太が、そんなこと言ってくるやなんて
それにさっき流星から別れ話をされたばかりやのに……っ
淳｢知らない…よね？｣
望｢知らんけど、淳太が望むのなら俺は協力する。
まだ繋がってる奴らに聞いてみるし…分かったらメールするわ｣
淳｢えっ…ええん？｣
望｢うん……ってか、淳太の関西弁とか初めて聞いたから慣れないわ(笑)｣
淳｢元々、関西弁を話してたんだけど…突然話せなくなっちゃって…でも、流星くんのお陰で少しずつだけど話せるようになったんだ……｣
流星くんに感謝だよね と淳太は言うた。
普通やったら、身勝手に別れ話をした流星のこと嫌な奴とか思っててもおかしくないのに
淳太はむしろ心から感謝してるかのような優しい声色でそう言うてきて
……流星は淳太のこういうところが好きなんやろなと思った
望｢…関西弁の淳太も似合ってる｣
淳｢さっきまで聞き慣れないって言ってたのに？｣
望｢えーっ、そんなこと言うたっけ…？｣
淳｢のんちゃんってば(笑)｣
ふふふっ と電話越しで笑う淳太
良かった、少しでも笑ってくれて…無理矢理やとしても笑顔になれると違うからな。
でも、これで分かった
淳太は流星とのこと諦めてないってことを……よし、俺は淳太を応援しよう！
望｢淳太｣
淳｢なに…？｣
望｢俺…淳太の味方やから、何かあったらちゃんと連絡してや｣
淳｢……ありがとう。
のんちゃん、流星くんのこと頼むね？｣
望｢えっ｣
淳｢今の流星くんには、のんちゃんしか側に居ないから…チキンな彼を宜しくお願いします｣
ああ、淳太はどこまでも自分よりも流星のことを優先するんやな……。
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麻綾(プロフ) - たこさんさん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですがパスワードの方はTwitterでフォローして下さった方に教えておりますので、Twitterをフォロリクしていただけると幸いです。 (2022年5月1日 10時) (
レス) id: cf2ae02a3a (このIDを非表示/違反報告)
たこさん(プロフ) - 突然すみません！この小説大好きです！8の方がロックがかかって来てよければパスワード教えていただきたいです！ (2022年4月27日 12時) (レス) id: ccd2baee5d (このIDを非表示/違反報告)
こみぃ(プロフ) - 麻綾さん» Twitterに行きます(^^) (2019年8月19日 22時) (レス) id: 92f006fa65 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - こみぃさん» コメントありがとうございます！本当ですか？！嬉しいです(TT)始めたばかりなのでよわよわですがよろしくお願いします！どうやって教えればよろしいでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 菜月さん» ご丁寧に教えていただきありがとうございました(^ ^)二人の箱庭は基本的にWESTくんたちの性格を知らなくても読めるくらい性格崩壊してますので大丈夫かと思います(^-^;なので名前と見た目は彼らで想像しながら読んでいただければ幸いです。 (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2019年3月24日 18時
