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淳｢そんな記事、皆いつかは忘れるよ。
今は辛いかもしれないけど、僕がいるから｣
流｢淳太くん…｣
淳太くんにちゃんと話せて良かった。
俺は自分のことでいっぱいで淳太くんの声のトーンが違うことを気付いてあげられへんかった
しかも淳太くんは俺のことを気に掛けて、敢えて自分のことを言わへんかったのに
なのに俺は……、
流｢そばに居って欲しい…とは言わへん｣
淳｢えっ……｣
流｢いつ騒動が収まるか分からへんし、会えへんのにずっと想われてるの…嫌やねん。｣
淳｢大丈…｣
流｢やから、終わりにしよ。｣
…と、自ら淳太くんのことを突き放した。
ホンマは別れたいやなんて微塵も思ってない…けど、淳太くんに迷惑掛けたくないねん。
今の騒動が終わったとしても追いかけてくる記者はおるかもしれへんし、その火の粉が淳太くんまでに降りかかって公にされたりしたら
いくら理解してくれる人が増えつつあったとしても
今の日本じゃ生きづらいと思うんよ
やから、離れた方がええのかなって思って……。
淳｢えっ、ぼく…僕は、｣
流｢……ごめん、淳太くん｣
淳｢………｣
流｢世の中には俺よりももっとええ人居るから…｣
淳｢……わ、かった｣
淳太くんは渋々やけど、容認してくれた。
淳太くんのヒーローなのに最後まで守られへんかったわ。
ホンマはこんな時でも俺が淳太くんのこと守ってあげなアカンのに、何も出来へん
……弱くてごめん。
流｢…今までありがとう｣
淳｢…うん、僕は流星くんと一緒にいてすごく楽しかったよ｣
流｢…そうか、良かったわ｣
楽しかった……だけでも彼の声で聞けて良かった
俺は楽しかったってよりは幸せやったわ
淳太くんのおかげで前を見られるようになったしな
淳｢さようなら｣
流｢…さよなら｣
こうして俺らの関係にピリオドを打った。
これが正解か分からへんけど、仕方ないような気がする。
やっぱり今までの素行が悪かったからバチが当たったんやろな……ちゃんと償わないとアカンかったんやな
望｢流星…さっき電話してたのって、｣
流｢淳太くん…｣
望｢さようなら…って、流星まさか｣
流｢うん、淳太くんと別れた…｣
すると望は アホちゃう？！ と俺を怒鳴り散らし泣いた。
それはもう自分のことのように大号泣してな、そんな姿に呆気に取られながらも
俺は望の肩を優しく叩いて慰めてやった。
……望はホンマにええやつやな。
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麻綾(プロフ) - たこさんさん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですがパスワードの方はTwitterでフォローして下さった方に教えておりますので、Twitterをフォロリクしていただけると幸いです。 (2022年5月1日 10時) (
レス) id: cf2ae02a3a (このIDを非表示/違反報告)
たこさん(プロフ) - 突然すみません！この小説大好きです！8の方がロックがかかって来てよければパスワード教えていただきたいです！ (2022年4月27日 12時) (レス) id: ccd2baee5d (このIDを非表示/違反報告)
こみぃ(プロフ) - 麻綾さん» Twitterに行きます(^^) (2019年8月19日 22時) (レス) id: 92f006fa65 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - こみぃさん» コメントありがとうございます！本当ですか？！嬉しいです(TT)始めたばかりなのでよわよわですがよろしくお願いします！どうやって教えればよろしいでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 菜月さん» ご丁寧に教えていただきありがとうございました(^ ^)二人の箱庭は基本的にWESTくんたちの性格を知らなくても読めるくらい性格崩壊してますので大丈夫かと思います(^-^;なので名前と見た目は彼らで想像しながら読んでいただければ幸いです。 (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2019年3月24日 18時
