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〜2時間後〜
先生「Aちゃん、起きれる？」
『ん...寝ちゃった...』
先生「大丈夫そう？」
『うん...あの、次は...？』
先生「...そんなに焦らなくてもいいんだよ？」
『仕事を調整してもらっているのに
そんな甘えたことばかり言っていられない...』
時田さんがわざわざ仕事を調整してくれて...
歌舞伎期間中なのに、メンバーも了承してくれて...
たくさんの人が助けてくれているから
私の都合で甘えるわけにはいかないのに...
上手くいかないことばかりで嫌になる。
先生「...大丈夫。ね？
あんまり思い詰めたら、しんどくなっちゃうからね。」
『でも...』
隅木「...じゃあ次は2週間後にしようか？」
『2週間後...』
隅木「うん。どうかな？」
『分かりました。』
橘先生が驚いた顔をしていたから
隅木先生が私の様子を見て、急遽入れてくれたんだろう。
隅木「じゃあ今日はおしまいにしようね。」
『ありがとうございました。』
心配そうに眉を下げる橘先生と隅木先生に頭を下げて
静かに診察室を出る。
あとは支払いをして、マンションに帰るだけ。
誰もいない。
静かで冷たいマンションは、落ち着くようで心細い。
家族が待っていてくれる家に帰ることは
もう何年もしていない。
帰りたいと思っても二度と帰れない。
辛かった。
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会計をして、いつも通り裏口から病院を出る。
裏口の使用許可も週刊誌に撮られることを危惧した
橘先生がわざわざ対応してくれた。
こんなにも恵まれているのに
辛い、寂しいと思ってしまう自分が嫌だった。
？「A！」
『え...』
？「こっち！こっち！」
声がした方を見ると、そこには何故かふっかさん。
『え、ふっかさん？どうしたの？』
深「迎えにきた！一緒に帰ろう！」
そう言ったふっかさんが私の腕を掴み
駐車場の奥に歩いていく。
『ふっかさん？』
免許証を持たないふっかさんが
「なんで駐車場？」なんて思っていると...
『え？康二？』
康「A、お疲れ！」
『え、なんで？』
康「はよ乗って！」
ふっかさんに無理やり車に乗せられるけど
頭の中はハテナでいっぱいだった。
『二人とも仕事じゃないの...？』
深「ん？俺ら天才だから巻いてきた！笑
じゃあ康二よろしく！」
康「はいよー！」
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Ally - いつも作品読ませていただいています！すの日常は有料なので抜粋でも掲載しない方が思います。アレンジ加えていても同じ文章があるので…。 (2021年10月20日 1時) (
レス) id: f15e1ac5e2 (このIDを非表示/違反報告)
たまごボーロ(プロフ) - いつも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年10月7日 12時) (レス) @page27 id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - Ayakaさん» コメントありがとうございます。もしかしてお題箱でも聞いてくださいましたか...？もしそうでしたらお返事が埋まってしまったかもしれないです（ ; ; ）すみません。part3の冒頭部分に過去語りのシーンがあり、そこに記載してあります。ぜひ読んでみてください！ (2021年9月28日 11時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
Ayaka(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！！1つ聞きたいことがあります！カウンセリングの回のお話で家族が亡くなったことが書かれていると思うのですが...家族の事故のことは今回初めて出てきましたか？？もし前回に出てきていましたら、どの辺か教えていただきたいです！！ (2021年9月28日 11時) (レス) id: 33ff399a72 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - 鈴木亮平さんが大好きなので名前だけでも出していただけてとっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月18日 13時) (レス) id: d97cd47bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年9月12日 23時
