★仲間の言葉 ページ6
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Island TVを投稿し
東京のテレビ局まで束の間の休憩。
突然、スマホが鳴り出し
画面に映し出された名前を見て、慌てて電話に出る。
『もしもし?』
?「お疲れ。今、時間大丈夫?」
『お疲れ、大丈夫だよ。
急に電話なんてどうしたの?』
?「いや、ほらさ...ニュース..見たからさ...」
『口ごもるなんて涼介らしくないじゃん笑』
山田「なんだよ、元気じゃん笑」
そう。電話の相手はHey!Say!JUMPの山田涼介。
同期であり、友達でもある涼介だけど
彼とのやりとりは、もっぱらLINEだった。
お互い忙しくて、時間が合わないからね。
『心配してくれたの?』
山田「いや、ほら。
いろいろ悩んでんじゃねーかなって思って。」
『...ありがとね。』
山田「...俺もさ、当時はほんとに嫌だったから。
メンバーにどんな顔して会ったらいいのかって
ほんとに悩んだからさ...」
『うん...』
山田「なんかAのことが人ごとに思えなくて...
ほんとに大丈夫か...?」
『...正直、ほんとにキツい。苦しい。』
山田「うん...」
『メンバーの優しさが苦しい...
優しすぎて、温かすぎて、申し訳なくなる。』
山田「...分かるよ。
JUMPもほんとに優しかったもん。
葛藤とかいろいろ思うところがあっただろうに
それらを全て飲み込んで、全力で背中を押してくれた。」
『うん...』
山田「あの時はJUMPとして
なかなかCDを出せない時期だったこともあって...
ほんとに悩んだし、苦しかったよ。」
『...ねぇ、涼介。
私さ、みんなのことを傷つけてないかな。
嫌な気持ちにさせてないかな。
私は、ほんとにSnowManに居ていいのかな...
もう分かんないよ..っ..』
山田「...いいんだよ。
お前はSnowManのメンバーなんだから
胸張って立っていればいいの。」
『でも...』
山田「俺もそう思ったことがあったから
お前の気持ちはよく分かる。
ずっとJUMPのためだと思って
どれだけ忙しくても、必死に走り続けていたのに...
望んでもないソロデビューが決まって...
すべての景色が真っ暗になって
“あ、もう走れない”って...事務所に辞めさせてくださいって伝えたこともあった。
だけどね、今はほんとに幸せだよ。
今、振り返るとソロデビューをして良かったって
思うことがいくつもあるから。」
『...うん。』
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みるくてぃー(プロフ) - えみかさん» リクエストありがとうございます。ページ数の問題でプライベッターでの更新とさせていただきました。申し訳ありませんがご了承いただけると幸いです。もし見れない状態でしたら、一時的に本編更新を考えますので改めてコメントをください。宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月10日 23時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 林檎さん» とても素敵なお言葉をありがとうございます^ ^正直、かなりいろいろなことを考えながら書いているので、そのように言っていただけてとても嬉しいです。これからも宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月9日 22時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます^ ^とても嬉しいです!これからも宜しくお願い致します(*^^*) (2021年2月9日 22時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - いつも楽しく読んでます!どの話もすごく作り込まれている感じがして、いつも深く考えて使ってるんだろうな‥…、と尊敬しています!大変なこともあると思うのですが、無理しない範囲で頑張ってください!応援してます! (2021年2月9日 21時) (レス) id: a733c91119 (このIDを非表示/違反報告)
えみか(プロフ) - 更新お疲れ様です!振り付けが大野くんって知った時のメンバーの反応みたいです! (2021年2月9日 20時) (レス) id: 5aa5476ce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2021年1月10日 22時