10人目は頑張り屋さん13*

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sideなし



藤木「...でも両方とも完璧にやり遂げて
公開前日を迎えているんだから流石だよ！」




「ほんとにみんなのおかげ。
ファンの人達がSNSを盛り上げてくれたり
番組にお便りを送ってくれたり...

みんなのおかげで達成出来たことだよ。
本当にありがとう。」




倫也「とにかく、お疲れ様だね！」




「うん。みんなお疲れ様だよ！

ん？...あ、映画の話もしないと！」




藤木「この映画は、とにかく泣けるし
いろいろなことを考えさせられると思う。」





戸田「生きるってどういうことか
夢を追うって何かみたいな...

当たり前に見えて、当たり前じゃない日常というか
生き方を問い直すきっかけになるんじゃないかな。」




藤木「ここまでメッセージ性が強いストーリーは珍しいもんね。宣伝で大活躍だった雪ちゃんは、もちろん映画の中でも大活躍だからね。」





戸田「体型変化、ほんとにヤバかったでしょ？」




「え〜ふふふ笑」




倫也「誤魔化したって無駄だよ。
だって、あれは正真正銘ヤバいもん笑」




「まぁ、いろいろと大変だったことは認める笑」




戸田「監督も想像以上だったって、褒めていたよ。」





「え、それは嬉しい！
ちなみに、藤木さんは心に残っているシーンとかありますか？演じていて、よく覚えているシーンとか...」





藤木「お気に入りシーンは、ライブハウスだね。
1時間ノーカットで撮影してさ、映画では切られちゃっているけど、実際はフルで何曲も歌っているわけじゃん？あれは贅沢だったよ。
カットするの勿体ないって監督が言っていたし笑」




「1時間ノーカット...懐かしい笑」




藤木「あとは、薬の副作用で錯乱状態になっていた
シーンあったじゃん？あそこ実はアドリブで。
当日、雪ちゃんが叫ぶ言葉を決めていたじゃん？

あれでグッと胸を打たれたというか...
雪ちゃんの心の叫びと重なって、なんか泣けちゃったんだよね。」





戸田「あー...なんか分かるなぁ。」





「たしかにあのシーンの熱量は半端なかったよね。
撮影中に、それこそ楓の叫びなのか、雪白本人の叫びなのか、自分でも分からなくなったもん笑」





倫也「俺は病院を抜け出した楓を探したシーンかな。
かなり本気で怒鳴りあったシーンがヤバかった笑」





「あのシーンを撮影した日
めちゃくちゃ寒かったことは覚えているんだけど

怒鳴り合いをしたことは覚えてない...笑」





倫也「え、覚えてないの？笑」

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