恋。２

北山先輩と藤ヶ谷先輩 #2 ページ5

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今日はみんなが待ちに待った社員旅行 in 沖縄



今のシーズンはやっぱり暑くて、
海に入るのに丁度いいの。


もちろん、研修も兼ねてなんだけどね










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「見て見てA〜！どう？？」



「A先輩私のも見てください〜！」



「奈子ちゃんも志帆もすごく似合ってる！」






同い年の志帆や後輩の奈子ちゃん、
ほんとにほんとに似合ってる


いいなぁ、水着が似合う女になりたかった泣









「北山先輩私の見て惚れちゃったりしませんかね〜？」


「奈子ちゃんって北山先輩狙いだったっけ？」



「ふふふ、そうですよ♪
私この日のために真剣に選んで奮発してきたんですから！」


「そうなんだ…はは、本気で好きなんだね」



「本気ですよ！でも北山先輩って
A先輩のこと好きなんじゃないんですか？」



「えっ、え！？ないよ！？ないない！」





デリカシーなくて変態で私のこと
馬鹿にしかしてこないあの先輩がそんなわけない






「奈子、それ思った」



「いや志帆まで冗談やめて…！？」



「だってさっきチラチラAの方見てたもん」



「えっ…」






そんなはず…






「奈子ちゃんの方見てたんだよ」





いつの間にか北山先輩の方へ走ってった
奈子ちゃんの背中を見てそう呟いた

奈子ちゃんと話してた私に妬いたんでしょ？









「全然わかってないな〜」



「え？」



「ま、それもAらしいか！」



「志帆…？」



「てかその羽織ってるパーカー脱ぎなよ笑」



「いいよ、恥ずかしいもん」







みんなに見せられるような体してないし、
胸おっきくないし自信ないんだもん








「なんで？先輩たち惚れるかもよ？」



「私の見たってなんも思わないよ笑」



「私あっち行くけど、ほんとにいいの？」



「うん、私ここでみんなのこと見てるから」




そ！って言って砂浜へ走ってった志帆







いい大人達が海ではしゃいでる





北山先輩の方へふと目を向けた

やはり奈子ちゃんと楽しくイチャイチャしてる

巨乳で可愛い子か。




うん、北山先輩らしい。

でもいい体つきしててめちゃくちゃカッコいい…






そういえば藤ヶ谷先輩が見当たらない…




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ちょっと探しに行こうかっ…


「みーつけた」









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「…藤ヶ谷先輩、」



「隣座っていい？」





私が頷いたあと座った先輩は、
香水のいい香りがした




to be continued


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