第42話 酔った勢いで…？ ページ47
「わははは！！ねぇちゃんいい女だなぁ！！いい飲みっぷりだしよぉ！！」
『そぉ？船長さんもいい男じゃない！ﾌﾌｯ』
その後なんやかんやで海賊の皆さんと仲良くなった私。
少し酔っていて気分が良く、ビールやワイン、度数の高いお酒もどんどん飲んでいった。そう、任務の事を忘れてしまう程に。
「よ〜しねぇちゃん！俺ぁねぇちゃんのそのいい飲みっぷりに惚れたぜ！！これやるよ！悪魔の実だぁ！！何の実かは知らねぇが食べて損はしねぇ…どうだ？受け取るか？」
『悪魔の実ぃ〜〜？ほしい！ほしいです！ってことで、頂きまぁ〜す！』ﾊﾟｸｯ
「おぉ〜！そう来ると思ったぜぇ〜！！どうだ味は？」
『うぐっ…ま、まず…』
「わははは！！だろうな！悪魔の実はそういうもんだ！！」
船長さんがくれたのは真っ白で変な模様のある果物。皮を剥けば真っ青な実が出てきて、不味そうだっけど、勢いでたべちゃったっ！
…テヘペロっ！
口に入れればやっぱり不味くて吐き出しそうになったけど、汚いので飲み込んだ。
その瞬間背筋がぞっとなった。
…けどお酒のお陰でそんなのへっちゃら！
私はぺろりと悪魔の実を平らげてしまった。
『そうだ船長さん！お礼に一曲歌うわよ〜！』
「そりゃあ嬉しいね〜、よっねぇちゃん！！」
♪ 赤い満月が妖しく光る午前0時
ホールに響くのは誰かの靴音
不気味な館の扉が開く
まるでおいでおいでと誘うように
遠くに見える廊下の灯りが私を狂わせる
大笑いする道化師(ピエロ)が手招き捕まる
気づいた時には手遅れもう逃げられない
「貴方の秘密を頂きます。」
今宵私の手の平の上(ステージ)で
踊る貴方は魅力的よ
華麗な姿 トゥステップ 身体は止まらない
さぁもっと私を愉しま・せ・て？♥
「ヒューー！！」
「いいぞねぇちゃーん！！」
私が歌い終わるとその場にいた全員が私を見ていた。
私がニコッと船長さん達の方へ笑顔を向けると、後ろから凄い勢いで腕を摑まれた。
驚いて振り返ると、そこには凄い形相のルッチさん達が。
私はそのまま手を引かれ、皆さんとともに、そのままバーを後にしたのだった。
『ルッチさん？カクさん？ジャブラさん？カリファさん？ど、どうしたんですか？そんなに怖い顔して…何かあったn…「…おい千尋！」は、はい！』
ル「…お前、自分が今どんな顔してるのかわかっているのかっ！！」
ルッチさんのその怒鳴り声で私の酔いは一気に覚めた。
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
