第24話 仮面の人 ページ27
カ「千尋はわしの彼女じゃ！」
ジャ「おいカク！！てめぇ何ふざけた事言ってやがる！千尋は俺の彼女だ！」
ル「何を言っている二人とも…。千尋は俺のものだぞ。」
何を言い出すの…？！
仮面の人の問いに対して言い争いを始める三人。
あ、私をかばってくれてるのかな？(笑)
「はぁ？何言ってんだお前ら。おいカリファ、こいつら何か悪い物でも食ったのか？？」
カ「セクハラです。」
「えぇ？！質問したから？」
その三人を見てカリファさんに質問している仮面の人。
その人に対して辛辣な言葉をかけるカリファさん。
………何これコント？
『中に入ってはいけなかったのですね。そうとは知らずにすみません。あ、それと仮面さん。私は皆さんにとってはただの給仕です！お友達なんて恐れおおいですから！』
私は仮面の人に経緯を話す。そして私がただの給仕であることも。ついでにルッチさん達に、かばって頂いてありがとうございます、と頭を下げる。
すると少ししょんぼりとした顔をする三人。
……え、どうしたの？
カ「傑作ね！貴方達のそんな顔を見れるなんて。」
そんな三人を見てクスッと笑うカリファさん。
き、綺麗だ…。
「ふんっ。まぁお前らの人間関係など興味はない。おい、そこの給仕。早く茶を出せ。それと俺はスパンダムだ！仮面の人じゃないからな！」
『スパンダムさんですね。失礼致しました。お茶をすぐにお淹れしますね。』
仮面の人はスパンダムさんというらしい。
そしてスパンダムさんは、偉い人が座るような大きな椅子にドカッと座る。
……もしかしてスパンダムさんが長官？
『お待たせしました、今日はグランボアシェリ・バニラという芳醇なバニラの香りが特徴のフレーバーティーです。お好みでミルクをどうぞ。』
熱いのでお気をつけ下さいと言って皆さんに配ってまわる。ついでに焼いたクッキーも。
ス「うぉぁ熱っち！！」ﾌﾞｯ
スパンダムさんが紅茶を口にしてすぐに吹き出す。あ、こぼした…。
さっき気をつけて下さいって言ったのに…。
……この人おバカなのかな？
『だ、大丈夫ですか…？今拭きますね。』
私はそう言ってスパンダムさんのお洋服や身の周りを拭く。
すると…
カ「わしらがやる…。」
ジャ「そうだな…。」
ル「千尋はもう戻っていいぞ。」
カ「セクハラです。」
カクさん、ジャブラさん、ルッチさん、カリファさんがこぞって私をスパンダムさんから引き離す。
……私何かいけない事した？！
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りんねむ(プロフ) - ぴのさん» すみません。ルールをよく把握していませんでした。今後はルール違反をしない様、今まで以上に注意を払って執筆をしていきたいと思います。この度はご指摘のコメントをして頂き、本当にありがとうございました。 (2019年5月26日 13時) (
レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 歌詞の引用は禁止されていますよ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - こんるりさん» コメントありがとうございます！そしてこの作品を読んで下さりありがとうございます。私も獣の奏者好きなんです！！これからも楽しんで頂けるように頑張ります(*^^*) (2019年3月10日 23時) (レス) id: 529938dd30 (このIDを非表示/違反報告)
こんるり(プロフ) - まだ読み途中ですが、コメント失礼します。雫私大好きなんですよ！ハープ弾きながらとか、獣の奏者のエリンを思い出しました！これからも頑張ってください！応援しています！！ (2019年3月10日 13時) (レス) id: 7bb9678102 (このIDを非表示/違反報告)
りんねむ(プロフ) - リーラさん» 私も好きだったんです！ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4808652658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんねむ | 作成日時：2018年7月30日 16時
