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16 刀剣女士、驚きすぎた ページ19

私の本体、なんか見たことあるって感じたのは当然だ。むしろ、完全に忘れてなくて良かった。
名前あったのは知らなかったけど。


これ、主さんに報告すべきか?それとも、黙っておくべき?んー……。よし、決めた!


貴方「久々ですね、神様。時間ありますか?」

(一瞬だけ)迷って私が取った行動は、例の神様を呼ぶことだった

熊の置物「久しいね!元気にやってるようで良かったよ!」


突如、自室の床の間にある熊の木彫りの置物が喋り出した。いや、あの、口を動かして喋ってるわけじゃなくて、だって咥えてる鮭おちるし


貴方「ssssss喋ったぁぁぁぁ!?!?!」

なんでなんで!?今、私、神様呼んだんだけど!?熊の置物が返事するって何事!?

熊の置物「いやあ、面白い反応をありがとう!私は今、この置き物に宿ってるんだ。そうじゃないと君に声がとどかないからね」


貴方「あ、え、ゑ?あっ、じゃあ、神様?」

神様「来てるよ〜。で、何の用かな?」


びっっっっくりしたぁぁぁ。まあいいや

貴方「お見通しだとは思いますけど、桜雪月に関することを思い出しました」

神様「うんうん」

貴方「桜雪月について、主さんに報告すべきですか?それとも、黙っておくべき?」


神様「えー、んー、どうしよっかな〜」

神様が頬に人差し指を当てて考え込んでいる(感じがする。熊の置物は流石にそこまで動かない)


神様「うん、報告していいと思うな〜。てか、報告しよう!」


貴方「あ、うん、はい()」

時々このノリついていけないんだよな〜。つか、木彫りの熊がこのテンションってカオスなんだよ



さて、主さんに報告行きますかっと


貴方「神様ありがとうございました」


神様「はいはーい。頑張れ〜」


そして熊の置物はしゃべらなくなった






布団から出て内番服に着替え、障子をあけた……

貴方「うおおおおお!?!?!?あ、主さん!?」

主「さくら!?あ!ちょうどいい!」

ら、目の前に主さんがいた。


え?ちょうどいい?何が?


主「さくらにね、遠征に行ってほしい!1人だけど!」

遠征!?1人で!?初めてなのに!?

主「今から約200年前、20××年の○○地方のここにいってほしい!」


20××年……私が死んだ次の年だ。そんで、ここって……私の生活圏!?


貴方「ど、どうして私を?ここに?任務は?」


こんなタイミングある!?

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作者名:リムアクア | 作成日時:2019年8月1日 22時

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