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「おはようございます、」
中島「おはよ、」
仕事を始めてから、生活リズムが安定した。朝早く起きて、仕事して、帰って、寝て。学生時代に戻ったような感覚だ。
中島「そうだ、明日また、伊野尾先輩のお店にパン入れることになってるから、今日の夜仕込み手伝ってくれる?」
「あ、はい!もちろんです、」
中島「ホントごめんね、助かる」
いつもより、帰るの遅くなる。
そう大貴に連絡をして、裕翔くんと2人仕込みを始めた。
中島「そういえば、先輩のお店行った?」
「行きましたよ、すっごい美味しかったです〜」
中島「ホント美味しいよなぁ、俺のパンがあのお店で出してもらえてるなんて嬉しいことだよ」
「私が行った日は、お店自家製のフレンチトーストが出てました、」
フレンチトーストは、甘過ぎず、柔らかすぎず。ほっぺが落ちるくらい美味しかった。
“本日のパン” を全制覇するのが何気ない目標。
中島「俺のパンがあのお店で出るのは月に1回、第3木曜日だけ、」
「その日だけなんで?」
中島「うーん、わかんない、でも、先輩がどうしても用事があるらしくて、」
「へぇ…」
第3木曜日、伊野尾さんは何してるんだろう。
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作者名:莉音 | 作成日時:2019年1月9日 11時