検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:10,871 hit

#43 ページ5

「おはようございます、」
中島「おはよ、」









仕事を始めてから、生活リズムが安定した。朝早く起きて、仕事して、帰って、寝て。学生時代に戻ったような感覚だ。









中島「そうだ、明日また、伊野尾先輩のお店にパン入れることになってるから、今日の夜仕込み手伝ってくれる?」
「あ、はい!もちろんです、」
中島「ホントごめんね、助かる」









いつもより、帰るの遅くなる。
そう大貴に連絡をして、裕翔くんと2人仕込みを始めた。









中島「そういえば、先輩のお店行った?」
「行きましたよ、すっごい美味しかったです〜」
中島「ホント美味しいよなぁ、俺のパンがあのお店で出してもらえてるなんて嬉しいことだよ」
「私が行った日は、お店自家製のフレンチトーストが出てました、」









フレンチトーストは、甘過ぎず、柔らかすぎず。ほっぺが落ちるくらい美味しかった。
“本日のパン” を全制覇するのが何気ない目標。









中島「俺のパンがあのお店で出るのは月に1回、第3木曜日だけ、」
「その日だけなんで?」
中島「うーん、わかんない、でも、先輩がどうしても用事があるらしくて、」
「へぇ…」









第3木曜日、伊野尾さんは何してるんだろう。

#44→←#42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
190人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:莉音 | 作成日時:2019年1月9日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。