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#52 ページ15

有岡「おかえり、」
「ただいま〜〜」
有岡「どう?いのちゃんの店、」
「もう超大変、あれを1人でやってたと思うと伊野尾くんすごいよ…」
有岡「あいつはちょっと無理しすぎるとこあるからな、」
「今日ね、伊野尾くんの元担当医が来たの、」
有岡「山田先生…だっけ?」
「知ってるの?」









まぁちょこちょこ会ってたからね、お見舞いも行ってたし、イケメンだしな。なんて、そうなんだよね。山田さん、すっごいイケメンだったなぁ…









有岡「お、ちょい、にやけてんじゃないよ、」
「にやけてないし…!」
有岡「イケメンだったなぁなんて思ってたんだろ、どうせ」
「思ってないし、」









お〜い顔赤くなってるぞ!なんて、少し怒った様子でほっぺを膨らませる。









prr..






電話がなって、ベランダにでる。
電話の主は、裕翔くんだった。




「もしもし」
中島「こんなこと頼むの、ホント申し訳ないんだけどさ…」
「…?」







_____________




有岡「誰から?」
「ん、あぁ、伊野尾くんから、明日の仕込みについて、」
有岡「あ、そ、」
「あ、そうだ大貴、」
有岡「ん?」
「裕翔くんのお店のおいもパン、買ってきてくれない?」
有岡「えぇなんで俺が…」
「だって、裕翔くんのお店行きにくいじゃん。」
有岡「まぁいいけど、明日買ってくるよ、」
「ありがと、」









こんなことしたくなかったけど。
私は大貴に少し、意地悪をした。

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作者名:莉音 | 作成日時:2019年1月9日 11時

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