Who is the one today?

魔法使い_ryota.k_ ページ16

｢おやすみ｣







『おやすみ、りょた』









こんばんわ、片寄です。
今 もう2人でベッドの中なんですけど、寒がりの俺の彼女は長袖Tシャツに、(俺の！)パーカーを着て、長ズボンで寝てます。
なんなら靴下もはいてる。まだ、9月ですよ？それなのに早くね？と、思いますよね？俺も思うよ毎年。



けどさ......寒がりだからいくら引っ付いても怒られないんだよ..？むしろもっと引っ付いて？って言うくらいなんだからさ、そりゃ もう勿論 喜んで！！って感じだよね。俺からしたら





『りょた......』







｢ん？｣


眠いから 喋り方 赤ちゃんみたいなの可愛いな
Aの周りふわふわしてる笑







『手、繋いでて』







｢ん、分かった｣







『それからいつものやって？』









｢はいはい、わかったよ｣









《ｷﾞｭｰｰｰｰｰ》


｢A今日もお疲れ様、明日も頑張ろうね。
大丈夫、いつも俺がついてるから安心して？
ずっとAのそばにおるから、な？｣








『うん......ありがとう』






一緒に寝れる日はこうやって、ｷﾞｭｰｰｰｰｰっと抱き締めて、Aに魔法を掛ける。
明日も頑張れる魔法をね。

この魔法が切れるのは早いからなるべく一緒に寝たいけど、出来ない日はたまにあって。
そんな日は電話だったり寝てるAに言ったり......

とにかく、魔法を掛けるのは忘れない







けど、1番の魔法使いは...






『りょた、今日もありがとう。
だいすきだよ、おやすみ』





そう言って ふにゃっと笑う誰よりも愛しいAなんだって気づいてた？








君の笑顔が見たくって、俺はどうにかして 君に魔法を掛けに帰ってくるんだ

君の魔法の方が効果はすごいらしいから









俺の小さな魔法使いさんは、今日も寒そうに、でも嬉しそうに眠っています。


こんな日が毎日続けば...と切に願う 片寄でした。



皆さんも、必ず 誰かの魔法使いになれますよ。

あるいは、既にそうだったり...？





ただ、俺の魔法が効くのは彼女だけですから。



それをお忘れなく笑






では、皆さん、おやすみなさい。


良い夢を.........

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