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《ガラガラガラ》
『あ!おかえり、大ちゃん!!』
「ただいまぁー!!つかれた...」
陣「お、陸もおつかれさーん」
陸「もう本当にやだ、つかれた」
『なに、反省文?』
「そう、反省文」
『あ!ちょっと 陸ちゃん こっちきて』
陸「うえ?なに?」
(コソッ)
『ねぇ、大ちゃんって嫉妬するの?』
(コソッ)
陸「するよ、普通に」
(コソッ)
『私 そんな話聞いた事ないんだけど』
(コソッ)
陸「恥ずかしいんじゃないの?」
「ちょっと!陸!!Aと近い!離れろ!」
陸「わっ...と急に引っ張るなよなー」
「近すぎるっつーの...」
『ねぇ、大ちゃん...』
「なに、どした?」
『今のは..その..ヤキモチってやつっすか..』
「あっ、やっ、その......はい。そうです」
『んー!!!大ちゃん!!すき!!』
「えっ?なんで!?嫉妬ばっかりって重くない?」
『ぜんっぜん!!むしろウエルカム!!』
陸「お二人さん、悪いんだけど下校時間だから帰ろうね?」
陣「陸、バカップルはほっといて帰ろ」
陸「そうだね、陣くん 帰ろうか」
『陣くん!りっくん!ばいばい!ありがとう!!!』
「また あしたなー」
『大ちゃん、傘 入れてくれます?』
「うん、当たり前」
『なら、帰ろっか』
「はい、濡れないでね」
『大ちゃんこそ。傾けなくていいからね』
「ねぇ、A」
『なに?大ちゃん』
「大好きだよ」
『.........なに急に』
「今日も好きだな。って思ったから」
『そう、私も大ちゃんの事だーいすき!!』
陸「あ、そうだ陣くん」
陣「ん?なんや」
陸「この前 大樹がさ、Aと同じクラブなのずるい。って言ってた」
陣「それAにもさっき言われたわ」
陣陸「「ただのバカップルやん/じゃん」」
たまには、声に出して 素直に気持ちを伝えてみるのもいいかもしれませんね?
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作者名:石榴 | 作成日時:2018年9月22日 22時