検索窓
今日:13 hit、昨日:10 hit、合計:23,701 hit

弐拾ー特級の気配。 ページ7

五条「成程。歌姫、お爺ちゃん、A、先に行ってて。」



五条「この帳は、
[五条悟]の侵入を拒む代わりに、その他[全ての者]が出入り可能な結界だ。」



「「『!!』」」

そんな事出来る!?帳が特定の人間を弾くなんて。



庵「(確かにそれなら足し引きの辻褄は合う。でも特定の個人に作用する結界なんて余程…。」



五条「余程腕の立つ呪詛師がいる。しかも、こちらの情報をある程度把握してるね。

…さあ行った行った。1人でも死んだら僕らの負けだ。」







「『ッ!』」

3人で帳に入った。




『…これ、特級いますね。』



?「おいおいおい。おいおいおいおい!!」


…人間。弱いな。



?「五条悟いねえじゃん。」



『お前らが弾いたんだろ、呪詛師。』



楽巌寺「(呪詛師、気配の主ではないが中々にできるの。)
歌姫、七条、先に行け。学生の保護、極力戦うな。」



呪詛師「待て待て、せめて女たちを殺らせろ。ジジィのスカスカの骨とシワッシワの皮じゃ、なんも作れねーよ。」



『うるさい。お前のために割く時間が勿体無い。』




楽巌寺「…スカスカかどうかは儂を殺して確かめろ。」







{No Side}

西宮は、帳の外へ負傷した狗巻と加茂を運んでいた。



西宮「重っ。
(この2人がこんなにやられるなんて。)

…頼んだよ東堂君。強いだけが君の取り柄なんだから。」



A「西宮先輩!!」

西宮が下を見ると、Aが居た。



西宮「(あの子は…、七条A!?)」

地上に降りて2人を下ろす。



A「棘くん!!!加茂先輩!!…修哉さん、来て。」



修哉「どうかしたかい、A。愛知観光の途中なのだ…。」

Aの隣に七条修哉が現れる。



A「観光の場合か、反転術式を2人に。」



西宮「ちょっとそいつ…、呪霊じゃないっ!!」



A「この人は大丈夫。どう、いける?」



修哉「応急処置ほどしか出来ない。重傷だ。」

そう言いながら修哉は、2人に反転術式を施す。



A「それでいい、あとは硝子さんに任せる。西宮先輩、2人を帳の外へ。」



西宮「あなたはっ!?」




A「私は他の学生を保護してきます。」



加茂「…七条、A…?」

加茂が目覚める。



A「…襲ってきたのは、どんな呪霊?」



加茂「植物のような…。」

Aの脳裏に、以前出会ったあの呪霊が頭に浮かぶ。



A「分かりました、あとは私に任せて。修哉さん、行こう。」

弐拾壱ー皆はどこに?→←拾玖ー異常事態。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:澪花 | 作成日時:2021年1月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。