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8話 ● ページ8





「じゃあ、そうと決まれば早速部屋に案内するよ」




よし行こう、と立ち上がる伊作さんを追って、私も慌てて立ち上がる。




「実はもう学園は君を迎え入れる方針で進んでたんだよね」




爽やかなに微笑む伊作さんは、すたすたと医務室を出ていった。




…やっぱり恐ろしい。




怪我をしている三郎を残して行っても大丈夫かと振り返れば新野先生が、




「私が看てますので行ってきてください」





と仰ってくださったので、お礼を言ってから医務室を出た。





・・・





医務室を出れば、伊作さんが待ってくださっていた。




「じゃあ、行こうか。」




そう言って歩き出した伊作さんは、医務室の角を曲がったところでクスクスと笑い出した。




「寝たふりしてたね。」




三郎、バレてるよ。





「大方僕達が来た瞬間に始めたんだろう?寝てるにしては呼吸が安定してなかった。」





しかも始めたタイミングまでバレてるよ。





「僕達に嘘は通用しないからね。」


「伝えておきます。」


「あはは、そうしておくれ。」

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こてつ(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!😆頑張ります!! (11月26日 22時) (レス) id: 121a61ed72 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めっちゃ好きです!これからの更新も無理せずにがんばってください! (11月26日 22時) (レス) @page10 id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こてつ | 作成日時:2023年1月5日 13時

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