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2話 ● ページ2

でも、確かに言い方は酷いが三郎の言う通り、私はこの後どうしたら良いのだろうか。
三郎は命の危機からは脱したらしいし、私が居ても何もできない。

ならば。





「お暇させて頂こうか」
「「それは駄目」」




駄目だった。私が居ても本当に何もできないんだけどなぁ。あ、お粥くらいなら作れる?





「君は三郎の保護者だからね。三郎は昨日やっと起き上がったんだけど、彼が普段通り動けるようになるまでは居てもらわなくちゃ。僕も授業があるし、新野先生だけじゃ手が回らない。」





だから…と続ける先輩の声も程々に、私は三郎を見つめた。すると分かりやすいほどにスッ…と目を逸らされる。





「ねえ三郎。保護者って?」


「…」



「三郎くーん?」




顔を覗き込んでも、逆の方向に目を逸らす。



「え、保護者じゃないの?」




私たちの様子に気がついた先輩が目を丸くする。





三郎は観念したようにため息を吐くと、ばつが悪そうに口を開いた。





「…私が勝手に記名しました…。」

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こてつ(プロフ) - あられさん» コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!😆頑張ります!! (11月26日 22時) (レス) id: 121a61ed72 (このIDを非表示/違反報告)
あられ - めっちゃ好きです!これからの更新も無理せずにがんばってください! (11月26日 22時) (レス) @page10 id: 9c68c0223b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こてつ | 作成日時:2023年1月5日 13時

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