38話 ページ39
オール「五年前、私は奴を倒すことができたと思っていた。だが違った。今回きた脳無という怪物には複数の“個性”があったらしい。恐らく“個性”を分け与える“個性”がいる。恐らく奴は生きている。」
怜「そうですか…この事は他の人には言わないおきます。言う時はしっかり許可をとりにくるので、安心して下さい。」
オール「ありがとう。」
怜「私に出来ることがあったらなんなりと言って下さいね。いつまでもここにいる訳にはいかないので、そろそろ戻ります。」
というと私は立ち上がり放送室に戻った。
とりあえずは探偵社に報告はしないでおこう。
オール・フォー・ワンが悪人だったとしても、ポートマフィアにやらせる訳にはいかない。
なんとかして止めないといけないなぁ…
放送室に戻ると、相澤先生に遅かったな。と言われたが誤魔化した。
相澤先生って鋭いんだよな…
会場の方をみると、準決勝が始まるとこだった。
長いしすぎたな…みたかったのに残念だ…後でVTR見ておこっ。
次の飯田くんと轟くんの戦いでは、飯田くんがレシプロバーストっていうので轟くんを蹴りあげたけど、轟くんに排気筒を凍らされて轟くんの勝ちだった。
レシプロバースト…凄かったな。やっぱり雄英生は毎日しっかり成長してる。
爆豪くんと常闇くんは、爆豪くんが常闇くんの弱点を暴いて、常闇くんが降参して終わった。
爆豪くんってなんだかんだいって相手のことしっかり見てるよね。
そしてやっと決勝戦になった。
時間的には長かったけど、しっかりみてるとあっという間だ。
決勝戦。轟くんはどこか調子が悪いみたい。それに対して爆豪くんの調子は最高だ。
結局爆豪くんが最大火力でぶっ放して、轟くんの場外で終わった。
爆豪くんは轟くんが火を使わなかったのが不満そうだった。
表彰式では、爆豪くんが大暴れして拘束されてたけど、それ以外はなんの問題もなく過ぎていって、雄英体育祭は無事幕を閉じた。
______________
in1-A
鏡花と合流してからA組に戻り、今は相澤先生の話を聞いている。
相澤「おつかれっつうことで、明日、明後日は休校だ。」
休校にしてもらっても、仕事あるんだよね…
相澤「プロからの指名等をこっちでまとめて、休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ。」
と言われ、解散となった。
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作者名:たぬ吉 | 作成日時:2019年10月13日 23時