探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ23)

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22話ページ23

PM0:50

相澤「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイトと太宰先生、そしてもう一人の３人体制で見ることになった。」

緑谷(なった…？特例なのかな。)

瀬呂「ハーイ！なにするんですか！？」

相澤先生は“RESCUE”と書かれたカードを突き出して言った。

相澤「災害水難なんでもござれ。人命救助(レスキュー)訓練だ‼」

レスキューなんて襲われやすいからほんとはやめてほしいけど、襲われない為に私達を雇ってるんだからしょうがないよね。

上鳴「レスキュー…今回も大変そうだな。」

芦戸「ねー！」

切島「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ！？鳴るぜ‼腕が‼」

倒置法？

蛙吹「水難なら私の独壇場。ケロケロ。」

相澤「おい、まだ途中」

といって睨まれた。ギロッて感じだった。こわい。

太宰「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わないよ。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからね。」

相澤「訓練場は少し離れた場所にあるから、バスに乗って行く。以上準備開始。」

私は速めに着替えて太宰さんのところに行った。

怜「授業内容的にも動くなら今日だと思うんですけど。」

太宰「そうだね。レスキューだと自分の戦いやすいところで戦えるし、教師の数も多い。ヒーロー個人を狙っていても倒しやすい訳だし。」

怜「今日探偵社出る前に、乱歩さんから『気をつけて』って言われたんですよ。何かが起こるのは間違いないです。」

あの乱歩さんから言われたのだ。敦くんと鏡花には言ってない。
敦くん顔にでるんだよね。

太宰「まぁ出来る限り警戒するしか出来ることはないだろう。」

怜「そうですね。みんな来てるみたいなのでもう行きますね。」

太宰「あぁ。」

飯田くんがみんなを並ばせてたけど、思ったのと違うタイプで意味なかったみたいだ。
ちなみに私の隣は鏡花だ。敦くんは太宰さんと乗ってる。

怜「敷地内でバスの移動ってすごいよね。」

鏡花「すごく広い。どこからお金きてるんだろ？」

怜「ヒーローって公務員だしこういうのも国が出すのかな？」

鏡花「今日の朝乱歩さんに何を言われたの？」

怜「！？」

見てたんだ…

怜「『気をつけて』って言われた。多分今日何かが起こる。敦くんにはいってないから言わないでね。」

鏡花「分かった。」

聞かれたらまずい会話だけどみんなも騒いでるから多分聞かれてない。

しばらくバスに揺られていると、目的地に着いたみたいだ。