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22:彼は演技派 ページ22

朝目が覚めたとき、部屋に天がいた。

あれ?
昨日、合鍵を渡してから帰ってもらったはずなんだけど。
どういうことだ。


「天くん?」
「A、おはよう」


いや、おはようじゃなくて。


「あなたさっそく合鍵使いました?」
「朝ごはん食べられる?」


会話が成り立たない!!


「ちょっと、合鍵返せ」
「しばらく貸してくれるんでしょ」


昨日の涙目はどこへやら、天はいつものえらそうな態度だった。

あれは演技だったのか!?
くそ、騙された。

23:キミは強がり→←21:お願い



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作者名:兎田夏 | 作成日時:2017年1月31日 20時

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