想いが30こ ページ4
数分後
俺はお上の人に説得させて
Aの見張りを30分無くさせる事にした
朧「A、昼ご飯の時間だ」
A「ありがとう、ございます…」
朧「ボソッ)・・・スタート」
朧「食べ終わったらその部屋に置いておけ」
A「分かりました。・・・あの!」
朧「ん?なんだ?」
A「が…兄さんが天導衆に捕まって、ここにいるって本当ですか!?」
朧「あぁ」
A「そんな!私が捕まっている限り、兄さんや仲間には手を出さないと約束したじゃないですか!」
朧「・・・松陽自らが捕まりに来たのだ。そしてその代わりにお前をここから出すとな」
A「そ、そんな…でも私は出ていませんよ?例え、出るとしても私は出ません!その代わりに兄さんをここから出してください!」
朧「自分で考えろ。あと、松陽を出すのはそれはムリな話だ」
ギーッ
ガチャ
そう言うと朧さんは檻の鍵を閉めて
部屋から出て行った
A「あれ?そういや、いつもの見張りの人がいない…」
もしかして…私を出す条件って
自ら逃げないといけないというの?
A「見張りもいない。これくらいの鍵なら何かで開けれるかも」
私は細い鉄の棒みたいなのを見つけて
数分かけて鍵を開けた
そして私はおにぎりを包んで懐に入れ
10年振りにこの檻の外へ出た
そして、慎重に部屋の扉を開け
忍び足で歩いて行く
A「・・・(私が1人で逃げる訳ないじゃないですか。兄さんを助けて一緒に逃げるんです!)」
タッタッ
っ!あれは見張り人!こっちに来る
隠れなきゃ!
見張り人1「なんで朧様は吉田Aの見張りを30分だけ無くし、いても見逃せと言い張ったのだろう?」
見張り人2「噂では、吉田松陽が朧様に頼んだらしいぜ。「せめて妹だけは助けてくれ。私はどうなってもいいから」って言ったらしい」
!…そ、そんな!兄さん・・・
ジリッ
見張り人1「ん?誰だ!そこにいるのは!」
A「!(最悪ですね…)」
見張り人2「出てこい!」
仕方ないですね
タッタッ
A「私ですが何か?先ほどの話を聞いていたら、私を見つけても見逃していただけるのでしょう?それでは…」
見張り人1「丁度いい。俺らの相手をしろよ(黒笑)」
A「ひっ!ぃや!」
ザシュッ
見張り人1「ぐああっ!」
バタッ
A「え?」
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紫月(プロフ) - 高杉神蓮さん» ありがとう!うん!ちょっとずつ作品を減らしていかなきゃだからいっぱい更新しないとね! (2016年4月2日 11時) (レス) id: 403933cc76 (このIDを非表示/違反報告)
高杉神蓮 - お姉様続編おめでとう!更新楽しみにしてるよ!掛け持ち大変だと思うけど頑張ってね∧∧ (2016年4月2日 11時) (レス) id: 51b05b4c7a (このIDを非表示/違反報告)
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