ハスキーボイスな岩田妹って暴れ回るらしい6

OFFの時間 ページ22

Takahide




「かぴでくんっ」


「かぴでくんかぴでくんっ」


昂秀「ん？」


「一緒にケーキたべよ？」


昂秀「たべる！！！」







めっちゃ可愛い顔して


ケーキたべよって言ってきた午後5時すぎ。


トレーニングからのリハーサルという1日を過ごして


今はOFFの時間。


ご飯前でも御構い無しなのは、


Aがガリッガリだから。








「あのねお願いがあるの。」


昂秀「うん、どうしたの？」


「…ゲームしよ？」


昂秀「え？ゲーム？いいよ？いいけどどうした？そんなお願いなんていつもしてこなくない？」


「だってさ最近さ昂秀くんさ遊んでくれないしさなんかさもうさ嫌いだもん」


昂秀「いやなんでそうなった？」








謎の発言 岩田A


この子ってほんとにさあざといよなあ。







「とにかく！ゲームしよ！昂秀くん！」


昂秀「呼び方どした？照れて死にそうなんだけど？」


「たーかひーでくんっ！」





俺にペターってくっついて


いただきまあす♡ってチョコケーキ食べ始めるA


俺は可愛すぎるAに殺されかけてんのにさあ


そんなの気にも止めてない本人






・





・





「だぁああっ！よし！きた！」


「ちょちょちょ！っしゃあ！あ！」


昂秀「おけおけおけ」


「協力しろおおおお」


昂秀「どこ？消えた消えた」


昂秀「あれ、あ、あ、いた」


「昂秀くんむり」


昂秀「え、？え？え？？」








あのー。うちの末っ子さん。


言葉に責任を持たないわけよ。


昂秀くんむり とか言われるとさ


結構リアルに俺のこと無理なのかと思うからさ


やめてくれよなっ(^O^)







「もー昂秀くん何してんの撃たれたじゃん」


「ばかばかばか」


「まーいいやドラクエやろ」


昂秀「…え？は？」







今の今まで荒野行動がちってたのにさ。


なんだよまったく。


ドラクエ好きだけどさあ。







昂秀「え、Aめちゃ強くない？」


「昂秀くんとゲームしてない間に壱馬くんと海青まるとレベルアップしましたあ〜いえいっ」







こいつはゲームまでもレベチだ。







「こわい〜くらあ〜い おぼえ〜てる〜のお〜」


「あーなーたーのーにお〜いや〜」







とりあえずさあのさ歌が上手いからムカつくよね。


ノリノリでドラクエ始めて俺の顔の前で


ドヤ顔でレベルアップしてるの見せてくるし。







昂秀「うざいからこーしてやるっ！」


「わっちょっ、あ、え、あっははっwwwww」






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