Maison de RAMPAGE

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マンションから徒歩10分くらいのとこにある

スーパーに歩いてやってきた私たち。





北人「 あ、てか何作る？出前でも良かったんだけどあの人数だからなぁ 」


「 北人さんは何食べたいですか？」





ホントは、私1人で行っても良かったんだけど

スーパーの場所が分からないのと
荷物が絶対多くなるから 荷物持ちが必要って事で


何故か「俺が着いてく！」って立候補した
北人さんと共にお買い物。

もちろん、変装用にキャップとマスクをしてるから大丈夫なんだけど





北人「 だからぁ、北人さんじゃなくて北ちゃん！」

「 … ほくちゃん 」


北人「 えへへ 」






出掛ける時に、まこっちゃんが “ ハンバーグ食いたい ” なんて言ってたし

ハンバーグもあり、だな。

あ … じゃあ定番のカレーも作れそう。


なんて食材を吟味。

一人暮らしならこんなに沢山料理なんてしないから新鮮だな 、なんて






北人「 なんか夫婦みたいだね、俺たち 」

「 ふ、夫婦 … ？」





そういう事サラッと言うあたり、慣れてるのか天然なのか分からないけど

とりあえずこの人は距離感が近いと思った






…




結局、ハンバーグとカレーの材料を買った私たちは

袋を提げてまたマンションまでの道を歩いた


… てか、結局全部 北ちゃんが払ってくれた。
スーパーでカード払いする人久しぶりに見たよ





北人「 ここ、危ないから端に寄って 」

「 あ、うん 」




さり気なく、重たい方の袋を持ってくれたり

車道側を歩いてくれたり 意外とジェントルマンな彼

こういう女の子扱い、された事ないからちょっとキュンとしてしまう



だめだめ、惚れちゃダメ

この人達に恋したって 辛いだけ






…





慎「 あ、お帰りなさい！」



寮に着けば、まこっちゃんが飼い主の帰りを待つ犬みたいに尻尾振って待ってて(そう見える)

私の持ってる袋をひょいと持ち上げてキッチンへ持って行ってくれる



キッチンでは陸さんがエプロンをして手を洗っている。

… 料理、出来そうな感じする







慎「 あ、アイス！俺のは？」

「 それ、北ちゃんがどーしても欲しいっていうから… 」


陸「 えーなに、もう2人仲良くなったのー？」



北人「 まぁ、ね？Aちゃん 」

「 え 」






そんな事を言って私の肩に腕を回してくる北ちゃん。

それを見て口を尖らせるまこっちゃんと
眉をひそめる壱馬さん


なに、この状況 …






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