Maison de RAMPAGE

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みんなが引っ越して数ヶ月後
私もここを引っ越す事にした。

あれから新しい住人さんが続々と引っ越して来て

毎日毎日、引っ越し業者さんが出入りしていた




みんなとは、まだ連絡をとっていて

今日も鳴り止まない通知




北人A今日だっけ?引っ越し
　
Aうん!今日から新居です!


陸引っ越し蕎麦はあげなくていいからね??

翔平出た、その懐かしエピソードw


壱馬どの辺に引っ越すん?

翔吾壱馬行こうとしてるやん笑

A内緒でーす!笑
　

　




ここが、新しい私の部屋

あの日みたいに荷物運びを手伝ってくれる人も
突然の来客もないし
ここのマンションには地下室がない

それに、キャーって叫んでも
すぐ隣に助けに来てくれる人もいない




「 こんなもん、かな 」




新しい部屋のレイアウトは何日も悩んで決めた。
新しく買ったソファがいい感じで気に入った

… 喉、乾いたな。

そういえばすぐ近くにコンビニがあったっけ
ちょうどお昼だしご飯でも買いにいこう

慣れない鍵を閉めてコンビニに出かける


お昼ご飯の調達。

雑誌コーナーに置いてあった、THE RAMPAGEが表紙の雑誌もついでに買って帰る




そしてまた、慣れない鍵を開け …





？「 あれ、A？」

「 え、え … ええっ！！」



目の前には、まさに雑誌の表紙にいる彼がいて

めっちゃパニックの私




？「 久しぶり。ここに引っ越し？そんな事ってあるんだなー… 」

「 嘘でしょ、なんで 」

？「 いや、俺も驚いてる 」




開いた口が塞がらない私
しかもその彼は隣の部屋の鍵をさしている




？「 ちなみにここ、俺んち。またよろしくA 」


「 よ、よろしく … ってお隣さん！？」






これは偶然なのか、必然なのか
神様のイタズラってやつなのか

どうやら私たちは、同じマンションに住んじゃうって運命らしい

でも本当にこんなに早く、また逢えるなんて。





Maison de RAMPAGE


この隣人さんと私が、恋人になって付き合うのは
あともうちょっと先のお話。


fin .






…





✩最後までお読みいただきありがとうございます。
どうも、作者です。

さて、一体どなたと隣人になったのか？？
それは皆様のご想像にお任せします(笑)

怒涛のたたみかけで終わってしまいましたが如何でしたでしょうか？

また次作が出来上がりましたら、宜しくお願いします。




桃缶

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