Maison de RAMPAGE

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彰吾「 A、それは … 欲張りすぎ。笑 」

陸「 ホント、小悪魔ちゃん！」



「 だって、こんなに素敵なみんなと出会えた事が本当に奇跡なんだもん … 」



翔吾「 俺たちも、Aに会えて良かったよ。」

翔平「 私も、良い仲間と出逢えて嬉しいぜ！」





仲間 …
しょへ、たまにはいい事言うじゃん。なんて
言いそうになったけどやめた。

私も嬉しいよ、本当に




北人「 まぁでもいつか、北ちゃんが好きって言わせるから覚悟しといてね？」



きゅるるんって可愛い顔してそんなこという彼は
私よりも確実に小悪魔だと思いました





…



そして、最終日

大きなトラックがマンションの前に何台もとまって
段ボールが次々に運ばれていく

いよいよみんな出て行っちゃうんだなあ、と
改めて実感すると少し寂しくなる


樹くんはマースを持ち運び用のリュックに入れて
もうトラックに乗る準備をしてる




樹「 あとはAを乗せるだけだな 」

「 へ？」

樹「 ふはっ、冗談。」






ドタバタと賑やかな音が近付いてくる

いよいよもう、お別れだ






陸「 みんなもう出れそうー？トラックいっぱいだからそろそろ出ないと、迷惑なっちゃうから！」


昂秀「 俺行けます！」

龍「 俺も、もう全部乗せました！」



翔平「 私のᎠᎫブースがトラックの半分を占めてて何も入らん… 」

慎「 だからって、俺んとこに荷物入れるのなしっすよー 」




翔吾「 たっくん、そのアウターすごいね… 」

拓磨「 畳むと皺になるんで着ちゃいました 」

彰吾「 治安悪っ！」

陣「 いややましょーもなかなかやで。」



健太「 かいせーのコレはなんなの？重そう！」

海青「 これは筋トレに必要っす！」


瑠唯「 マースそれに入れてお利口だね 」

樹「 はい、もう慣れっこです 」




北人「 Aも俺の荷物ですって乗せられないかなあ 」

壱馬「 それは無理やろ、笑 」



力矢「 よし、じゃあみんなそろそろ行こうか 」





いつものみんなだ

みんなそれぞれ違うマンションの新しいお部屋にお引越し。

もう地下室に集まったり
一緒にご飯食べたり、出来ないんだなぁなんて






陣「 A、そしたら … 俺ら行くわ！」



「 みんな … 短い間でしたが、沢山お世話になりました。いっぱいありがとう。

また、会ってくれる？」





" 勿論だよ " と重なるみんなの声は
何よりもあったかくて、嬉しくて、優しくて

ちょっぴり切なかった




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