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翔平「 樹!」
… え、いつき?
なんてざわつく皆様。いや、私も頭にハテナがいっぱい浮かんでるよ
マースしか愛せないと勝手に思ってたし
猫にしか興味がないように見えてた樹くんだもん
樹「 っ… 絶対来ると思ったわ、ホント翔平ないわ 」
慎「 ホントですよね 」
「 …冗談でしょ?」
樹「 本当は言うつもりなかったけど… 実は、ずっと気になってた 」
Oh ... my got
なんと言う事でしょう。
1日に3人から告白されるなんて人生初だよ
しかもこんな国宝級のイケメン達からに言われるとか
私もしかして … 死ぬ?
明日死ぬ運命なのかしら
「 ちょ、まって … 整理させて?頭痛くなってきた 」
翔吾「 あはっ、そうなるよねぇー 」
彰吾「 まさか樹もとは意外だったなぁ 」
陸「 てことはあと1人は分かってんの?」
北ちゃん、まこっちゃん、樹くん
3人とも同じ方向に視線を向けた
その先に居たのは …
彰吾「 いっちばん分かりやすかったけどな 」
翔平「 マジで好き好きオーラ出まくってましたよ!
今日は無礼講なので許してください!… 壱馬さん 」
か、ずま … くん?
しっぽりと静かに日本酒を嗜んでいた壱馬くんは
ほんのり酔ったのか とろん、とした瞳で私を見つめた
壱馬「 くっそー… 結構隠し通す自信あったんだけどな 」
北人「 壱馬は序盤から分かりやすすぎ!」
翔平「 2人がいい感じになるように、私が何度サポートしたことか…!!」
「 … ほんとに、言ってる?」
壱馬「 だから言ったやろ、Aだけやって 」
わっけわかんないよ … だって私
特別可愛い訳でも、スタイルがいい訳でもないし
男の人を落とすような術なんて知らないし
甘え方すら分からないのに、なんで
壱馬「 Aには本当、やられっぱなしだよ 」
樹「 ほんと、見てるこっちが冷や冷やした 」
慎「 自覚ないって事は天性の魔性オーラだね 」
北人「 こんなに惹かれた女の子、初めてだよ 」
ヒューヒューともてはやす周りの人たち
陸さんも「モテモテだなあ!」とか言うし
" Aのこたえは〜?"って面白そうなやましょーさんと、手を合わせてなんか祈ってる北ちゃん
そんな、選べとか言われても …
「 あ、ありがとう … でも私っ、」
北人「 ちょっと待って、まだ俺振られたくないよ?」
ちょん、と北ちゃんの長い指が唇に当たる
お酒の度数が高いせいか頭がクラクラした
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ゆう(プロフ) - 完結おめでとうございます!これの続きはいつ頃になりますか?楽しみにしてます (2022年9月10日 0時) (レス) @page50 id: 98c1a89bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ビスケ(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても面白かったです。次回作も楽しみにしてます! (2020年4月13日 17時) (レス) id: bc03353a58 (このIDを非表示/違反報告)
sooooy(プロフ) - わわわ、久しぶりの更新めっちゃ嬉しいです(^^)応援してます!!! (2019年8月15日 0時) (レス) id: ae0699d194 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - とても面白いです!人の作品の間違いばかり指摘するコメントなんて気にせず、これからも更新頑張ってくださいね!! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 0caec501cb (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 22のここの部分 何を隠そう私は 元々保育士として働いていたが 今月からは新しく出来た 託児所に移動になった。 これ正しくは異動ではないんでしょうか? (2019年7月20日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年6月20日 6時