Maison de RAMPAGE

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「「 乾杯〜！」」



17人でした乾杯。大きなテーブルをぐるっと囲んでお酒を飲んだり食べたり。

あの時と同じ、でも少し違うのは心の距離がすごくすごく近くなったこと




陣「 なんかごめんな、こんな時に乾杯なんて 」

「 ううん。こんな時だから、乾杯するの！」



" 今日は潰れないもん！"と北ちゃんはあの日と変わらず私の隣に陣取れば
陸さん達と作った肉巻きを口いっぱいに頬張る

… ハムスターみたい。




翔平「 ほぉ、今日は壱馬さんもAの隣か！」

壱馬「 … 何や、ええやろ別に。」




私がソファに座った後、何も言わずにグラス片手に隣に座ってきたのは壱馬くん
　
やましょーさんが買ってきた日本酒を飲みながら
静かにみんながワイワイしてるのを見てる

ホント、対照的。





樹「 あー… 寂しいなぁ、みんなと離れんの 」

海青「 確かに。毎日ワイワイしてましたもんね 」






ちょっとだけ、しんみりするみんな
余計にお酒は進んでみんなどんどん盛り上がってくる


そこで、やましょーさんが爆弾をぶちこんできた





彰吾「 で、今だから聞くけど。結局Aって誰が好きなの？」


「 はい？？」

陸「 俺もそれ聞きたい！」




彰吾「 っていうか、正直この中にマジでAの事好きなやつ … 俺の知る限りでは3人いるけど？」


「 ちょっと、やましょーさん、何いきなり … 」






急にふられた話題に焦る私。

しかもこの中に3人ですって？そんなわけない、やましょーさんたら何をいきなり…





北人「 はい。まぁ、俺でしょ？」

「 え？」


北人「 え？じゃなくて。いや、めっちゃ猛烈にアタックしてたつもりなんだけど！」


陣「 おっ、北ちゃん潔い！」




ちょっとまって、何かの間違いだよね？
酔った勢いで冗談言ってるだけ、だよね。

確かに振り返ってみればいつもそばに吉野さんって感じだったけど…





翔平「 いや、私は4人知ってますぞ！」

龍「 え、誰？」


　



シン、と静かになる部屋

待ってよ、このくだりあと3回あるの…？





翔平「 今しか言える時ないぞ、マコズワイガニ！」


慎「 ちょ、ホントマジで翔平ないわ。」

翔平「 おい！年上な！」





ちょっと照れながら手で口元を隠して「…好きっす」と言うまこっちゃん

めちゃくちゃ可愛くてキュン、とした。
年下に告白されたの初めてかも




陸「 あと2人は？」


翔平「 お前も正直になれよ！


その名も ＿＿＿＿ .








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