Maison de RAMPAGE

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「 そっ、か… 」




あまりのショックに言葉が出てこない
みんな思ったより平気そうで

悲しいのは私だけなのかな、なんて思い始める





陣「 ってことでA！今夜は開けとけよ？！」

「 え？」


力矢「 今日、仕事が早く終わるから。そしたら皆んなでパーっと飲もうよ 」





私が初めてこのマンションに越してきた日から5ヶ月

早いようで短かったけど

そういえばあの日も私の歓迎会だとかで
ここの地下室で飲んだなぁ、なんで思い出す

確かあの日は樹くんに部屋まで送ってもらったり


しょへくんとLINEを交換したり

みんな、暖かく受け入れてくれたなぁって







昂秀「 引越し前の、パーティーじゃないっすけど
しんみり終わるの嫌じゃないっすか 」


慎「 皆んなで集まって飲めるのも、残り少ないし。思い出にね 」


「 うんっ、」






って事で今日は

みんなが仕事から帰ってきたら




私とまこっちゃん、しょへ、でスーパーに食材の買い出し

やましょーさん、陣さんはお酒の準備

そして陸さん、力矢さん、健太さん、私で料理を作ることになった。

壱馬くんは家から美味しい物持ってきてくれるって





健太「 けんた餃子包むから具材買ってきてね 」

慎「 了解っす 」





ふふ、久しぶりにみんなとワイワイして
ご飯作って、食べて、お酒飲んで … 楽しみだなぁ

なんかウキウキしてきた！






壱馬「 あ、でも一つ約束。俺らが帰ってくるまでは、外出は控えて欲しい 」


「 どうして？」


壱馬「 まぁ、無理にとは言わないけど。これはAの為を思って言ってる事だから … 分かって欲しい 」





別に今日は特に用事もないし
出掛ける予定もないから別にいいんだけど

改めて言われるとちょっと引っかかる




樹「 そしたらさ、マースの世話お願いしていい？」

「 もちろん！喜んで。」






またマースとお留守番か、こんな日曜日も悪くないね

私はマースを抱きながら16人を「いってらっしゃい」と見送った





翔平「 また連絡するから！」

翔吾「 なるべく早く帰ってくるからね 」

樹「 ちゅーる、あげすぎないでね。笑 」




出掛け際にみんなが一言ずつ言ってく

なんだか17人＋1匹の家族みたいだね








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