Maison de RAMPAGE

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翔平「 いや〜良かった良かった！無事に壱馬さんが復活して！」


壱馬「 みんな心配掛けてごめん、もう大丈夫やから 」





次の日、壱馬くんはピンピンしていて
熱も下がったらしく 完全復活。

今日も撮影があるらしく 仕事へ向けてメンバーそれぞれが支度をしている。





翔平「 まぁ、壱馬さんの事を付きっ切りで看病してたAさんのお陰でもありますよね？」


「 えっ、わ、私？」






急に話を振られて慌ててると、壱馬くんはニコッと笑って “ ありがとうな ” と頭に手を置く

… いや、もう。そういう事されると

ときめきますから やめてください？






翔吾「 なんやその甘い雰囲気 … 」

陸「 え、付きっ切りだったの！？」


健太「 えー… 健太のA … 」

陣「 お前のちゃうわ 」


「 私はただ、ちょっとお世話しただけですから！」





まぁ、確かに部屋に行ったり料理作ったり
看病してたのは 間違いないんだけどさ

そんな誤解を生むようなことは … なにも！

ない、よね？



でも、元気になってくれてよかった。





北人「 母性本能てきな？弱ってる壱馬ってレアだしね 」

「 そ、そうそう！ほっとけなくて！」





助け船を出してくれた 北ちゃんに便乗。

北ちゃんって気付いたら側にいたり 助けてくれたりするんだよね

今だって知らないうちに隣に座ってるし。今日もかわいい顔してるな本当に





北人「 ん、なに？」

「 いや、かわいい顔してるなって 」

北人「 それ、俺が言う台詞なんですけど 」





ちょっと口を尖らせながらそう答えるけど
その仕草も可愛いから全然説得力ないの

ほんと、子犬系男子って感じ

今日も尻尾フリフリしてるのが見えるもん、笑





北人「 あ、そーだ！今日でこの赤髪とお別れなんだっ♪ だから最後に撫でていいよ 」


「 え、染めちゃうの？」

北人「 ちょっと仕事の関係でね 」

「 そっかあ … じゃあ記念に撫でとこうかな、笑 」





「 どーぞどーぞ！」って私の正面に移動してちょこん、って座って撫でられ待ちの北ちゃん。

ほら、こういうところとワンちゃんみたい …

ノーセットの赤髪をよしよし、と撫でると嬉しそうに目を細めて笑う彼





力矢「 だいぶ懐いたね、笑 」

樹「 手なづけられてる … 」



北人「 よっしゃ！今日も頑張ってくる！」

「 うん、頑張ってね 」





なんだかんだ、みんな可愛いとこあるんだよね

だからきっとこれは 母性本能なんだよ




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