Maison de RAMPAGE

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「 ふぁ〜… 」




アラームで目覚めた午前7時
少し肌寒くて思わず布団にくるまる

あぁ、このままじゃ二度寝しちゃいそうだ




すると、どこからかガヤガヤとしてる声が聞こえる

そういえば私、あのRAMPAGEと同じマンションに住んでるんだった。

こんな朝早くから もうみんな起きてるの？





適当に着替えて、顔洗って、
流石にすっぴんは見れたもんじゃないから
とりあえずベースメイクと眉毛だけ書いて。


あ、今日は燃えるゴミの日だな
なんて思いながら下までゴミを下ろす





北人「 あっ、Aちゃんおはよ！」

「 北ちゃん … おはよう 」





“ 俺、昨日酔っ払って変な事言ってなかった？” なんて子犬みたいに聞いてくる。

首を横に振れば安心したのか ニコニコと微笑む

なんか、やっぱ、可愛い人だな。





翔吾「 Aちゃん、おはよう 」

健太「 朝から会えるとか健太嬉しいな〜 」





しかし、もう皆さん出掛けるであろう格好で集まっている。

こんな朝早くから仕事なのかな、芸能人は大変だな

なんて言ってる私も今日は休みだけど、仕事が始まれば早起きは当たり前だ。






彰吾「 あと誰がおらん？」

陣「 樹と壱馬と翔平やな 」


力矢「 壱馬と樹が遅いのって珍しいな 」





そんな会話を聞きながらしょへさんはいつも遅いのかな、なんて思った。

確かにちょっと 朝は弱そうかも





慎「 … 電話しても出ないっす 」

北人「 もう車来るし、先行っちゃう？」


陸「 みんな先行っててよ、俺残って3人連れてくから 」




…





陸さん以外の皆さんは、やってきた黒塗りのバンに乗り込んで行ってしまった

今日は16人でとある撮影らしい。






陸「 ごめんね、朝から騒がしくて 」

「 いやいや、楽しそうで羨ましいです 」


陸「 ナチュラルメイクも可愛いね、Aちゃん 」


「 っえ、あ … そう、ですか？」






陸さんは、初めて会った時から思ってたけど
すっごい目がキラキラしてるの

そんな目でじーって見られたら 吸い込まれそうになる


それに女性の扱い方がすごく上手い気がする。

確かにモテるよね、かっこいいもん







陸「 じゃ、あの3人起こしに行こっか？」

「 私もですか？」


陸「 俺が起こすより効果あると思うよ？」






さり気なく、大きな陸さんの手が

頭の上にぽんぽん と優しく触れる




… なんだこの胸キュン


私、これからやっていけるのでしょうか。






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