第185話 天然タラシ マルコside ページ38
おれの嫁は困ったもので天然タラシだ
"黒足"は女好きだとは聴いていたがセラも知っているくせに何も気にしねぇ
呼ばれたので仕方なし、を装って隣に陣取り腰を抱く
が、勿論この鈍い天然は全く気にしてない
貴方「いやぁ、なんか、皆知りたがってたから」
ちら、とセラの、目線の先には真っ青な3人組
女と、長鼻と、狸…狸？まぁいいか
おそらく知りたがっていた訳ではなくて、ウチの名前を知っているから怯えているだけだ
マルコ「あー…まぁ、よろしく頼むよい」
極力怖がらせないように笑顔を浮かべながら挨拶してやれば
いえ、とか細い声がかえってくる
サンジ「ンヌァミサァン！！ンセラちゅぁぁん！お飲み物が出来ましたァァァッ❤」
ナミ「やめなさい馬鹿！」
さっきまでビクビクしていた女が黒足を殴った
聡明な女だ
貴方「あ、新しい飲み物だ」
のを、全く気にしてないセラ
マルコ「お前…本当にそういうところだと思うよい」
貴方「？？」
こっちとしてはまぁ、他人の男の色目に気が付かねぇって言うのは嬉しい限りだが、無謀なのは困った事だ
立ち上がろうとするセラの腰を優しく撫でてやり留まらせヤレヤレと苦笑い
ルフィ「ねぇちゃぁん！」
麦わらの顔だけがこちらに伸びてきた
貴方「ん？どうしたの？」
ルフィ「姉ちゃん食ってるか？楽しいか？」
貴方「そうだね、いい仲間を持ったねルフィ」
ルフィ「シシシ！そうだろ！」
貴方「あっちにお肉あるよ」
セラが指をさせばエースの弟は顔をそちらに勢いよく伸ばしに行ったーーおれの嫁は猛獣使いの才能でもあるのかねぃ
貴方「ねぇマルコ、お酒飲みたい」
おれの服の裾を掴んで上目で見てくるセラにぐぅ、と唸りたいのを堪える
マルコ「まぁ、今日は宴だからねぃ構わねぇがあんまウロチョロ動くなよい」
そもそも布切れのような服を着てるのに
ブルック「こんにちはお嬢さん」
骨が喋ったよい…
貴方「骨…」
ブルック「パン((ナミ「ほんと黙って！！」
女の蹴りが骨を吹き飛ばした
貴方「…パン？」
彼女の慌てようを見るに下ネタだろう
マルコ「…セラ」
貴方「ん？」
キョトン、と全く気がついてない彼女に苦笑をしつつその唇を軽く奪ってやる
貴方「へ、なっなにして！？」
途端に顔を真っ赤にしてしまうウブなセラの頭を抱き寄せもちろん他の連中には見せてやらねぇ
マルコ「口に弁当くっついてたんだよぃ」
勿論嘘だ
貴方「んもう！なら口で言ってよ！」
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セラ(プロフ) - りょくちゃさん» そんなっ文才も何も無いのにッありがとうございます！不定期更新で申し訳ないのですが頑張ります！ (2022年11月16日 21時) (
レス) id: 644a1241d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 天才ですか？1番最初から見てきたんですけど、あの、最高すぎなんですけど？(())感想とか書くの初めてで、どう書いたら良いのか分かんないですが、とりあえず頑張ってください！！！＼(*⌒0⌒)♪応援してます☽︎︎.*·̩͙ (2022年11月14日 3時) (レス) @page6 id: 4cdf8f7710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セラ | 作成日時：2022年11月4日 12時
