大ファン・バルトロメオ ページ14
*
「これが...バルトロメオくんの船...!?」
ででーん、と現れたのはバルトクラブ海賊船...ルフィセンパイ号
その名の通り、その船頭は麦わら屋さんを象ったもので
他にもチョッパーくんや前船のメリー号さんなどを象ったオブジェなども沢山ある
そして、さっき貰っていたビブルカードはしっかりと目の前にいる本物の麦わら屋さんを指している
「ぶおォ〜〜!!ようごそごのぶねにご乗船いただぎ重ね重ねありがどう存じますだべーー!!」
「ボス!眩しくて顔を見られねェ!!」
「全員このノリか...」
麦わら屋さんたちとても歓迎されてるけど...ホントに私たちも乗っちゃっていいのかなぁ
うーん、と顎を擦る私になにかを察したのか、バルトロメオくんがあわわわと声をあげる
「A先輩!!勿論、A先輩にもご乗船頂き誠に感謝だべーーっ!ささ、こちらへどーぞ!!」
「ボス!美しすぎて直視出来ねェ!!」
「それはおれも同じだべーー!!」
「...ははは、何か思ったより歓迎されてたみたい」
どうぞどうぞ、と促されるままに用意されたソファに腰かける
それをじっと見ては、バルトロメオくんのようにファン魂を炸裂させるクルーたちにちょっと度肝を抜かれた
「つーか、何でAまで人気者なんだ?」
「知りたいですよね!?ウソップ先輩!」
すると、バルトロメオくんは以前コロシアムで披露したような私の武勇伝を語っていく
手配書に心臓を撃ち抜かれた、というのは無事に麦わら屋さんたちの格好のお笑いネタにされた
____もう、この話は一生しない
「おい、ルフィ。どうやらおれ達懸賞金上がってんぞ?」
「えーー!?本当か!?」
恥ずかしさにしくしく、と泣いているとロロノアくんが新聞を見せる
懸賞金...そう言えば、ドフラミンゴのことで頭が一杯で、そういうこと何も考えてなかった
「あれま!ご存知ねがったですか!じゃ、おれの部屋に手配書あるんでどーぞどーぞ!」
「おい!トラファルガー、おめェのは捨てたが"五億"に上がってたぞ」
ああ、そりゃどうも...と嫌そうに呟く船長
____って、ちょっと捨てた!?
「バルトロメオくん〜!!何で捨てちゃうの!折角、船の部屋に飾ろうと思ってたのに」
「そりゃ申し訳ねェごとしたべ!!またすぐに取り寄せっから、ちょっと待っててくんろ!」
本当!?と聞き返せば勿論!と胸を張るバルトロメオくん
いやぁ...頼りになる、持つべきものはやっぱり友だちだなぁ
「何で本人がいんのに手配書がいるんだよ」
「い、いいじゃないですか!」
765人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aya(プロフ) - リクエストです。ドレスローザ編に入る前、ドフラミンゴの夢をみて怖がる夢主ちゃんにローが寄り添って心を落ち着かせるお話をお願い致します。 (2019年10月28日 10時) (レス) id: 611a760f67 (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - ルナさん» コメントと以前のリクエストありがとうございます!書きたいとは常々思っているのですが、番外編という枠では済まなくなりそうなので、別に連載という形になりますが少し考えてみます! (2019年10月28日 7時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いえいえ、お気になさらず! リクエストをありがとうございました! それはそうと、スタンピードの夢小説は書かないのですか? (2019年10月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
有害君 - 前回のリクエストにこたえてくださりありがとうございます!またリクエスト何ですがローが猫化する話をお願いします!夢主ちゃんがめちゃくちゃ可愛がっているときに効果がきれて二人共少し気まずくなる感じで!! (2019年10月27日 22時) (レス) id: ee0db65bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - リクエストをお願いします! 夢主がシロクマ風のモコモコファッションをしてローを悶絶させるお話が読みたいです! シロクマの耳が着いた帽子+白いモコモコワンピースでローがメロメロになった姿が浮かんだので…! (2019年10月27日 18時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RIOT(別垢にいみ) | 作成日時:2019年10月17日 0時