検索窓
今日:12 hit、昨日:48 hit、合計:486,165 hit

153話● ページ7

ま、私が今抱いてる猫ちゃんも負けてないけどね
さとみ先輩の猫と比べると、私の猫の方が小さい



さとみ「名前とか付けないの?」

『名前…考えてないや。その子の名前は?』

さとみ「ひな」



へぇ…先輩のクセにネーミングセンスはいいんだな。ふぅ〜ん←



スリスリ…



自分の猫を撫でていると、ひなちゃんが私の膝に顔をすりすりしてきた

可愛い…



さとみ「懐かれてんな」

『そうなんですか?』



ひなちゃんも撫でると、ガブリと指を噛んできた
うん、甘噛みだな可愛い

待って、可愛すぎて精神崩壊しそう




さとみ「…で、とりあえず餌と布団は渡しとくから、時間空いたら買いに行けよ。その子まだ産まれたてだからミルクに餌入れる程度で」

『ありがとうございます』




これで当分困らなさそうだ


『じゃあ、帰りますね』

さとみ「え、帰るの?」

『あたりまえでしょ。帰ったら猫のお世話もしないといけないわけですし』

さとみ「…あっそ」


なんなんだこいつ
――――――――――――――――――――――――



『ん〜!!可愛いなお前!!』


家に帰ると、猫に甘々な私
可愛いんだもん仕方ない!!

名前を考えよう名前…



『毛が真っ白で水色の瞳…う〜ん









”こゆき”!』


うん、我ながら素晴らしいネーミングセンスです


ニャー


ほら、この子も喜んでる



『これからよろしくね、こゆき』

猫じゃらしを振って、こゆきと戯れる
うーん、ひとり暮らしじゃなくて二人暮し?悪くないなwww



『よし、お風呂の準備するか!』


そう立ち上がり、ドアを開けた瞬間だった









翔「あ…」

『え…』



何故か、安藤くんが家の中にいた
怖くて、しゃがみこんでしまった



『な…なんでいるの!?』

翔「これ…」


安藤くんの隣には私の予備の鍵
そう言えば鍵の件がまだ解決していなかった…!!

やっぱり彼が持ってたの…




翔「ここなら邪魔もいないしね。ねえ」


私に近づき、いきなり声をかけてきた


翔「ファーストキス、ジェル先輩なんでしょ」

『な、なんで知ってるの…!?』

翔「転校してきた時から君を後ろからみてたんだ。まさか、先輩とキスしちゃうなんて。付き合ってもいないのに、おかしいね?」

『い、いや…』




動けなくなった私の体に馬乗りし、制服のボタンを1つずつ外していく

翔「ファーストキスを奪われたなら、君の初めては俺が貰うよ」

154話〇→←152話〇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (235 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
898人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- もう本当に面白くて読んでて飽きないです!これからも頑張ってください!(╹◡╹) (7月31日 13時) (レス) @page6 id: 9d24992ef8 (このIDを非表示/違反報告)
天廻眠夢 - この作者さん大好き (2022年5月2日 17時) (レス) @page12 id: 56b18fb25d (このIDを非表示/違反報告)
- 優希君好きだわ、面白い← (2022年2月14日 23時) (レス) @page12 id: f727faf186 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - .......るぅとくん神 (2021年7月10日 16時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
夢猫姫 - 171話最後さとみがさんとになってるwww (2021年2月26日 21時) (レス) id: 35c1b3ec55 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あるとん&りんりん x他1人 | 作者ホームページ:見てみた〜い?見てみた〜い?飲んでるところが見てみたい!!!  
作成日時:2020年1月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。