152話〇 ページ6
貴方side
『ちょっ、先輩何してるんですか！？』
さとみ「うるせぇ！走るぞ！！」
『はぁ？！』
さとみ先輩に手を掴まれながら学校を駆け抜ける
でも、傍目から見たら手を繋いでるように見えるわけで
周りの目が痛い！やだ！←
ーーー
さとみ「ついた」
『はぁっ..はぁっ...はやい...』
着いた先は、普通のアパート
さとみ「ちょっと外で待ってろ。片付けてくる」
『あ、はい』
ﾊﾟﾀﾝ
..ちっちゃくね？アパート
さとみ先輩ちっておしゃれな一軒家に住んでそうみたいなイメージあったけど
意外と貧乏？(失礼)
さとみ「〜...！」
ん？なんか聞こえる
ドア薄いから耳澄ませば聴こえるかな？
さとみ「ひなちゃ〜ん！ただいま〜！今日ね、お客さん来るから、いい子に出来る？」
ﾆｬ-
さとみ「そっか〜出来るか！いいこでちゅね〜！！」
...え、この猫なで声さとみ先輩？
え...きっm((
ｶﾞﾁｬｯ
『うわぁ！』
さとみ「なにやってんの..ほら、入んな」
『あ、はい』
え、別人かな...？
ま、猫ちゃんに会いに行こう
中は家族で暮らすには狭いし、物も少ない気がする
『さとみ先輩って一人暮らしなんですか？』
さとみ「おん。俺親医者でさ」
『え』
だからこの人保健委員なの？
さとみ「母さんが医者で、父さんが大学教授。んで、2人ともアメリカにいるわけ」
『...(開いた口が塞がらない)』
さとみ「でも、俺はアメリカ行きたくないから一人暮らししてるわけ」
『は、はぁ...』
え、エリートだ...
さとみ「ほら、ここの部屋」
『ﾄﾞｷﾄﾞｷ...』
扉を開けた先には
布団にくるまって眠る猫ちゃんがいた
『...かっ』
『かわいいいいいいいいっ！！！！』
そう叫んで飛びつきかけた
さとみ先輩に抱えられて我に返る
さとみ「アホ！ここ壁薄いんだよ！ひなだってびっくりしちゃうだろ！」
『先輩の猫なで声の方がびっくりですよ...』
さとみ「は？.....き、聞こえてたん？」
『はい』
さとみ「...忘れてください」
『え、やだ』
さとみ「忘れなかったら襲う」
『忘れます』
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幸 - もう本当に面白くて読んでて飽きないです！これからも頑張ってください！（╹◡╹） (7月31日 13時) (
レス) @page6 id: 9d24992ef8 (このIDを非表示/違反報告)
天廻眠夢 - この作者さん大好き (2022年5月2日 17時) (レス) @page12 id: 56b18fb25d (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 優希君好きだわ、面白い← (2022年2月14日 23時) (レス) @page12 id: f727faf186 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - .......るぅとくん神 (2021年7月10日 16時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
夢猫姫 - 171話最後さとみがさんとになってるwww (2021年2月26日 21時) (レス) id: 35c1b3ec55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるとん&りんりん x他1人 | 作者ホームページ：見てみた〜い？見てみた〜い？飲んでるところが見てみたい!!!
作成日時：2020年1月14日 23時
