学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

150話〇 ページ4

貴方side

咄嗟に立ち上がって距離を取ろうとする




...が、安藤さんに腕を掴まれてしまう

翔「ちょっと、なんで逃げるの？」

『いや、あの...』

翔「少しくらい、俺に付き合ってよ」


やっべこの人目がガチだ

ななもり「ちょっとちょっと、離してあげよ？」

当然のように出てきた先輩達が制止する

翔「..なんですか？いくら生徒会長だからって、人の恋愛に口出す権利なんてないですよね？」

ななもり「そうだねー。だから、君の恋心に関しては何も言わないけど、嫌がってる女の子を救うのは生徒会長の役目だし？」

ジェル「ほら、わかったら腕離しや」

翔「...この子、嫌がってるんですか？」

『は？』

この後に及んで何を言い出すんだこいつ

あったま来たわ

『離してﾊﾟｼｯ』

もう片方の手で無理やり手を離す

少し腕がいたんだが、我慢してこう言う

『あんた、しつこいんだけど。もう私振ったじゃん。それなのにこんな言い寄ってくるとか、キモイ以外になんも言えないわ』

『振られたんならさっさと諦めろよ。私は、絶対あんなのことなんて好きになんないから』

翔「っ...」

『もう、関わらないで。うざい』

そういって、生徒会室に戻る

後から先輩達も入ってくる


ﾊﾟﾀﾝ..

ころん「...ぶっ」

『？』

ころん「あはははははっ！！はぁっ、面白っ..wwwwww」

さとみ「見た？さっきのあいつの顔！wwwwww」

るぅと「2人ともそんな笑っちゃダメですよw」

ジェル「るぅともめっちゃニヤニヤしとるやんwww」

莉犬「いやぁ、Aも凄かったねー。あの言いっぷりw」

ななもり「“キモイ以外になんも言えないわ”でしょ？wwwそんなん言われたら心折れるわwww」

『え、そんな面白かったか..？』

ムカつきすぎてあんま考えてなかったわ

『ん〜！でも、すっきりした！』

さとみ「さすがにあんだけ言われたらもう手出せねぇだろ」

ころん「これで手出してきたら処分すりゃいいしね」

『ふぅ..言ってやったぜ』

莉犬「そのキメ顔www」

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