Lovely Xmas【緑】

Lovely…5 ページ5

『もう、好き…』

友「告れば？」






手つながれて、可愛ええって言われて
もう心臓が爆発寸前。


でも、神山くんは普通だったし…

きっと、意識なんてされてないんだろうな。


あぁ、なんか自分で考えて苦しくなる。






友「絶対脈ありやって」

『ん…』






そうも思えないんだよ、友香…






「失礼します。あの、Aさんいますか？」

友「お？また告白やない？
相変わらずモテよるなぁ！行ってき〜」

『え？あ、私呼んでたん？』

友「ん？おん。せやで？
…あ、ちょっと待って」

『なに？』


友「あの人、どっかで見たことある思ったら」
気ーつけや。相当危ない噂あるから」

『嘘でしょ、怖くなってきたじゃん』

友「いや、ほんまに。
もし何かされそうになったら逃げるんよ？
逃げられへんかったら思いっきり叫び。
そのときは私が行くから」






こういう無茶なこと言って
少しでも不安をなくしてくれるんが友香のよさ。

でも今は、ちょっと不安。






『…うん、ありがと。
でも多分平気。行ってくるね』






結局、強がっちゃう。






“『呼びましたかー？』”


友「心配やな………ついてこ」

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